2020年年4月
23日
介護及びコロナウイルスによりこうして毎日家にいると、俺にとってはたしてどのような日々が最も幸せなのか?
その答えが見えてくる。
俺に日常において絶対に欠かせないもの、それすなわち、よく働き、よく運動し、食事を楽しむ。
どれが一つ抜けてもダメだ。
そして週末は外食やM女、たまに超短期の旅行を楽しむ。
これぞ俺の人生。
日常に落とし込めば、夜明け前に起床、散歩や柔軟体操等々、昼までド真剣に仕事、料理の仕込みをしたら夕方までスポーツや運動、風呂に入って夜はのんびりたっぷり家めし。
決して実現が困難なことを書いているわけではない。
ちゅうか、実現するだろう。
いや、介護縛りはあるものの既に半分以上は実現しているといえる。
特に家めしはそうだ。
あとはもっと料理の腕を上げたい。
家めし、家呑みが更に楽しくなるだろうから。
これについては日々奮闘中。
16日
いずれ俺が一人になったならこれをやってみたいプラン、略してIOHYP(ロハイプ)に新たな一項目が加わった。
笠原将弘氏がやっている恵比寿の賛否両論で食事をしてみたい。
予約の取れない店として有名らしいが、調べてみれば毎一日にその月の予約を受け付けるようで、特に曜日にこだわらなければ取れそうな気もする。
なぜこう思うようになったのか?
それは先月たまたま目に入ったNHK今日の料理で氏が鳥肉料理を紹介しており、翌日それを作ってみたらとても美味しかった。
氏のトークも大阪人好みのお笑い寄りで、それで一気に親しみを覚えた。
何より、店を調べてみればここまで有名にも関わらず予算がお手頃なのが素晴らしい。
祇園某SSKなどはコースが4万円ほどのようなので、賛否両論なら上コースでも4回行ける。
はたしてどんな料理が出てくるのか楽しみだ...
と言いたいところだが、これではまるで親父に早く逝ってくれと言わんばかりになってしまう。
そういうことではない。
いずれ避けることができぬその日を迎えたら、その後はこうしたい、そういうニュアンスで書いている。
これは強がりではなく、俺は今の介護生活にも幸せを感じている。
それもこれも仕事のおかげである。
こうして家にいても仕事によって昨年までと同様に社会との繋がりを感じ、また、金の心配もない。
よって心に余裕ができ、賛否両論に行ってみたいという発想も生まれる。
ありがたいことだ。
9日
毎日料理を楽しむようになったので、前々から欲しかったセラミック鍋をついに購入した。
数年前、油も引いていないのに目玉焼きがスルスルと滑っているのをテレビCMで見て以来ずっと欲しいと思っていたのだ。
別に買う金がなかったわけではない。
できるだけモノを増やしたくないだけ。
けれども、ここにきて俺の我慢も限界に達したようで、ついに買ってしまった。
京セラの20cmサイズを購入したのだが、数日使ってみてとても気に入ったので26cmサイズも続けて注文した。
これならもっと早くに購入すべきだったが、今まで我慢した俺も誉めてやりたい。
これで更に料理が楽しくなるだろう。
焼き麺がスケートリンクのようにスルスル滑るのが楽しくて、それがしたいがために連日中華あんかけ焼きそばを食べている。
ちなみに、無水鍋もずっと欲しいのを我慢して買わずにいるが、やはりこっちも買うべきなのか?
3日
親父の介護で毎年3月は台湾へ行くというイベントが今年は叶わなかったので、その代わりとして台湾風の弁当を作ってみることにした。
台北の街角にはたくさんの食堂があるが、ほとんどの店が弁当として持ち帰り可能で、中でも俺が一番好きなのはメイン1品、おかず3品を自分で選ぶスタイルのやつ。
それにご飯と漬け物が付いて日本円で200円くらいと安い。
俺が毎回台湾で最も楽しみな食は魯肉飯とこの弁当だ。
色とりどりに美しく並んだおかず群から3種類を選ぶのはとても楽しい。
とはいえ、俺がよく選びがちなのは麻婆豆腐、茄子の煮物、トマトと玉子の炒め物の3品。
どれも好物でありどうしても予定調和としてここに行き着いてしまうのだが、その前に一度は真剣に悩み、たまには代打を入れてみたりもする。
メインはほぼ豚の排骨(バーコー、パイコー、パイグー)。
俺は台湾弁当を一旦冷ましてから食べるのが好きだ。
夜、ホテルの部屋で寝る前にフルーツ味や蜂蜜味の台湾ビールと共に食う弁当が実に旨い。
で、旅行の代わりに台湾風弁当を家で作ろうとしたのだが、あの紙の使い捨て弁当箱じゃないと雰囲気がでない。
というわけで、ネットで注文しようとamazon等々をチェックしてみたのだが、どこにも売っていないではないか。
普通に売られているものと思いきや、これは意外だった。
台湾風紙弁当箱のポイントは、
・四隅が角張っていること。
・最低3つの仕切りスペースがあること。
・フタは上にめくるタイプの本体一体型であること。
・本体にあまり厚みがないこと。
・高級感がなくチープな作りであること。
hotmotto等の日本の弁当屋のそれは保温に優れた発砲スチロール(?)で四隅も丸まっているが、こういう弁当箱で台湾風を作ったところで全く雰囲気が出ない。
結局、台湾風の紙弁当箱はネットでは見つからず、作るのを断念した。
本場風台湾料理店の持ち帰り弁当はちゃんとあの箱を使っているようなので、どこかで手に入るはずだ。
再度探してみよう。
もし知っている方がいればぜひ教えて欲しい。