2020年1月

23日

一つ問題がある。

土日祝日関係なしに介護しながら仕事に熱中するのはいいのだが、このままではいくら俺でもいずれストレスが溜まると思われる。

何か良い息抜きを見つけねばならない。

旅行が一番いいのだが、自力でトイレにも行けないので親父を一人にすることはできない。

大好きな台湾も当分はおあずけだな。

さしずめ映画、ジュンク堂、ランチ、SMあたりが当面の息抜きか。

今まで息抜きでSMという観点はなかったな。

ストレス発散のためのムチ打ち...

まあ、俺はそのような性格ではないが、これはこれで喜びそうなM女が何人も思い浮かぶ。


今、俺の運動といえば自宅で毎日一時間行っているamazonオーディブルで本を聴きながらのその場走りだ。

叶うならば外の空気を吸いながら運動したいものだ。

ま、春を迎える頃には俺の生活パターンも概ね完成しているだろう。


16日

俺の表の顔、つまりは会社員という顔がなくなった。

俺を知るほとんどの人間は表の顔しか知らぬ。

その表の顔がなくなり、後に残ったのは真の俺だ。

だから、なお一層自分を戒めている。

だらけようと思えばいくらでもだらけることができるが、真の己がそれでは情けないではないか。

以前より更に早く起きるようにしているのもその一つ。

毎朝4時に起き、近所を軽く散歩したら早速仕事に取りかかる。

この場合の仕事とはもちろん辞めた会社の仕事ではなく、収益を生んでいる俺のライフワークのことだ。

土日祝日関係なし。

そんな日が年明けから続いている。

近所の人々は俺が介護に専念するために会社を辞めたのだと思うだろう。

しかし、その実体は仕事漬けの日々だ。

こうしてみれば、もっと早く会社を辞めるべきだった。

今になってそう思う。

誰もが羨む職場であったので、居心地の良さやらステイタスやらでついだらだらと居座ってしまった。

まさに長い間ぬるま湯につかっていたのだな、俺は。

夜明け前の冷たくて凛とした空気が好きだ。

会社の仕事のためではなく、自分の人生のために早起きする喜びを今俺は味わっている。


9日

親父の介護で家に張り付いていたので、とても地味な年末年始となった。

その分、家での時間はたっぷりとあったので、TVや読書を存分に楽しんだ。

いずれこういう介護の日々が来ることはわかっていた。

毎日キツイだろうな...

そんな風にも思っていた。

ところが実際は違った。

慣れてくれば、これはこれで楽しい。

今までの人生、女や食を十分に楽しんできたので、他人を羨むことがない。

仕事の面を除けば、もういつ死んでもいいくらいに堪能した。

この境地が俺の心にかなりのゆとりを与えてくれている。

それに加えて俺の仕事はネット環境さえあれば世界中どこでもできるので、毎日家で仕事を楽しんでいるという点も大きい。

更には、俺は自炊の家メシを楽しめる男でもある。

今年は今までとは全く異なる一年となりそうだ。

今年もよろしく。


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