気胸
いささか特殊な項目となるが、SM調教プレイにおける注意点の9番目として気胸を挙げたい。
「気胸?何のこっちゃ?」
という方も多いだろうが、嵐の相葉クンがこの症状になったので、それで知った方もいるだろう。
気胸とは簡単に言えば肺に穴が開いてしまうこと。
相葉クンの場合は自然気胸だったようだが、SMプレイにおける気胸とは針責めによって起こる。
「俺は肺に刺すような間抜けじゃないよ!」
そんな声が聞こえてきそうだが、気胸は次の二点によって実に簡単に起こり得る。
先ず一つ目は、そもそも解剖学的な肺の位置をちゃんと把握していない場合。
肺とはおおよそ両胸の辺りにある...概ねこのような認識ではないか。
それで正解と言えば正解なのだが、案内知られていないのが肺尖だ。
肺の上部は通常の感覚で想像する以上に上まで伸びており、その先端は鎖骨の辺りにまで達する。
普通ならそんなところに肺があるなど思いもしない。
そこを針でぷっすりとやってしまえば、いとも簡単に気胸が起こる。
さすがにワールドニュースで取り上げられることはないが、世界中でSM行為による気胸が頻発していると察する。
もう一つは、肺の位置もちゃんと把握して十分注意しながら針責めしているつもりでも、相手は木偶の人形ではなく生身の人間である。
よって、予期せぬ行動により急に体が動いたりもする。
起きあがったり、上体を捻ったり...そのような場合、並の反射神経であればまずかわせない。
刺すつもりはなくてもぷっすりとやってしまうのである。
このような場合、総じて深刺しになるのでより危険な状態になりやすい。
気胸が起こるとどうなるのか?
運が良ければ、息苦しくなる。
もちろん病院に行く必要があるが、治療すれば治る。
運が悪ければ、その場で死ぬ。
そりゃそうだろう、普通に息ができなくなるからだ。
死に直結しているという意味においては、この針責めによる気胸こそがSMプレイにおいて最も注意を要する項目となる。
よって、それでは全く面白くないということを重々承知の上で言えば、当サイト的には針責めは尻を中心に行うことを推奨する。
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