このようなところに投稿するのは初めてで、緊張のため、手がなかなか思うように動きません。
わたしには、小さな頃から、被虐の性があるように思っていました。
でも、不思議なことに、実際の性体験においては、(それほどアブノーマルなことをしているわけでは
ありませんが)まるで、わたしが女王様の様になってしまうのです。
相手が、よろこんでいる・・・
それは、わたしにとっても嬉しくはあったのですが、わたし自身の願望は・・・?
ひとりになると、わたしは、わたしが彼にすることよりも、もっと退廃的で、浅ましいことを、誰かに
命令されている自分を想像するのです。
現在、わたしは日本ではないところで生活しています。
日本でつきあっていた彼とは、別れました。
こちらでは、彼は、いませんが、ときどき狂います。
ふと、ゆきずりの身体を求めてしまうのです。
それは、世間体を重んじるわたしへ、より奔放な『わたし』が復讐しているようにも思えます。
誰かに、気付いてほしい。
わたしのなかにある、被虐の性質を。
だけど、わたしは、それを自分から口にすることはできない。
それを口にする自分を認めることが、できないのです。
それを肯定すれば・・・誰かに、「わたしに気付いて!」なんていえるような性格だったら・・・
わたしは、わたしでなくなるでしょう。
でも、いま、ここでこうしてメールを書いているわたしは、それでは『誰』なのでしょうか・・・?
このようなHPをお作りになられて、真剣に、そして誠実にご自分の考えを提示なさっている
shadow様に、差出人の住所もないメールをお送りするのはとても気がひけるのですが、
どうか、この甘えをお許し下さい。
shadow様に、何かお言葉を頂きたい反面で、ここにあらわれた『ヒナ』が、誇り高く生きていたい、
と願う現実のわたし(?)とダイレクトに結び付くことが、恐ろしいのです。
これからも、ときどきこのサイトを覗きにきます。
それは、わたしにとって、自分自身を探ることにもなるのでしょう。
-------------------------------------------------
昨夜、はじめてshadow様のHPを見せていただいてから、ふとする事に、頭をよぎるのです。
私は、一体何者なのだろう、と。
私は昨夜、フォームにてメールを作成させて頂きました。
随分、生意気なことを書いてしまったかもしれません。
私は、まるで熱に浮かされたような心もちで、あのメールを作成したのでした。
いまとなっては、あのメールの内容は、殆ど思い出すことができません。
ただ、わかるのは、私が『ひな』というHNを入力したときから、
私のなかに『ひな』が、生まれ、熱をもちはじめてしまったのだ、ということです。
私は、現実においては一介のピアノ留学生で、5月や、6月に、いくつかのコンサートをプログラム
しており、毎日をそれらの為に、誠実に生きております。
今夜も、とある有名な世界的ヴァイオリニストの演奏会にいって、その調べを、息吹を、全身で感じ
てまいりました。
しかし、一方で、『ヒナ』も、生きておりました。
『ヒナ』は、朝の練習を終えるなり、shadow様のHPを再び訪れました。
そうして、かおる様や、みづき様への調教の様子を思い浮かべ、自らを彼女たちに重ねて、陶然とし
ていたのでした。
『ヒナ』は、その後、お風呂に入りました。
『ヒナ』の家の浴室は広く、浴槽には、シャワーカーテンがありません。
バスタブは純白で、シャワーや蛇口は、金色に輝いております。
広い浴槽の中で、『ヒナ』は『ご主人様』の存在を感じました。
『ヒナ』の身体を奇麗にするのは、もはや『ヒナの為』ではないように思われたのです。
念入りに、念入りに、全身を洗いました。
素晴しい演奏会を聴いた後、幾人かの留学生仲間と、食事にいった為、帰りは随分遅くなってしまい
ました。
もはや、通常の交通機関は、ストップしていたため、私はタクシーに乗り込み、友人たちに手を振り
ました。
しかし、突然『ヒナ』は、驚くべきことを始めました。
動き出したタクシーの後部座席で、そっと自らのスカートの中に手をしのばせ、自分自身を愛撫しは
じめたのです。
私は動揺し、また快感にめまいを覚えました。
たまに話しかけてくる運転手には、すました顔で返事をしつつ、実際には込み上げてくる快感と戦っ
ていたのです。
shadow様、私はやはり、けがわらしいM女なのでしょうか?
半分の私が、必死におしとどめようとしている様なのですが、このメールを書いている『ヒナ』は完
全にのっとられた私なのです。
そして、『ヒナ』は、私に叫んでいるのです。
「苛めてもらいなさい!いやらしいケダモノのように、自尊心や自負心など、すべて打ち捨てて、本能
のままに乱れなさい!!」
昨夜メールを送信した後、こちらのアドレスを書いていないから返事が届くハズはないのに、幾度もsh
adow様から返信を頂く錯覚をして、メールボックスをのぞいた、馬鹿な私です。
まだ、24時間もたっていないというのに、ついに我慢ができなくなり、こうして再度メールを送らせ
ていただくことになりました。
webを利用したメールで、これがちゃんとshadow様のもとに届くのか、不安なのですが、届かないこと
があれば、それもまた運命なのだと思います。
もし、このメールが届きましたら、お忙しいこととは思いますが、私に何か、アドヴァイスを頂くこと
はできませんでしょうか?
『ヒナ』は、いまや明らかに、shadow様による、メール調教を渇望しております。
一方で、それに強固に抗おうとするわたしがおりますので、おっしゃられる「おいいつけ」をどこまで、
守ることができるのか、まったくわからないのです。
できることならば、今すぐ麻縄で縛られて、自由をすべて奪われた状態で、「なお抗おうとする私自身」
を堕としめてやりたい。
圧倒的な支配力の前で、私のプライドが何の役にもたたないものであることを思い知らせたい
(思い知りたい)のです。
正直を申しますと、私は、自分がM女性であるのか、どうか、自信がありません。
ただ、いつからか、被虐の欲求を持ち続けてきたのは事実です。
随分と長いメールになってしまいました。
遠隔地・・・ヨーロッパに生活している私ですが、何かアドヴァイスを頂けたら幸せです。
追伸。
shadow様がお書きになられている小説のヒロインは、ピアノを弾く女性なのですね?
ヒロインに私の姿を重ねたりしながら、ワクワクして読ませていただいております。
--------------------------------------------------
おはようヒナ、あるいは、こんばんはか?
けど、そんなことはどうでもいいな。
大切なのはこうしてヒナが俺にメールを送り、
また、俺がこうしてヒナに返事を書いているという事実だ。
実はこうしてヒナからメールが来るとは思ってもいなかったので、下記の文章を書いた。
ヒナの気持ちは痛いほど伝わってきたので、サイト上で返事をしてやろうと思ったのだ。
ヒナが俺の返事を望みメールを送ってきた今となっては状況が全く異なってくるが、
つい2、3時間まえの俺の正直な気持ちでもあるので、一応読んでもらおうと思う。
俺のこういう気持ちを知ることも、これからヒナが調教される上で何がしかの意義があるだろう。
ヒナの二通目のメールを踏まえた上でまた近いうちにメールする。
shadow
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
人間誰にだって表と裏、表現をかえればONとOFFがある。
俺はこうしてSM系のサイトを運営してるけれど、かといって一日24時間SMのことばかり考えてい
るかといえばそうではなくて、昼間はちゃんと仕事をしているし、休日は男の友人と遊ぶことも多い。
あるときは調教師、あるときは社会人、またあるときは友人とバカ話にふけるただの男というわけだ。
「器用なんですね」と言われかねないが、何のことはない、要は何も考えていないだけのことだ。
どれが本当の自分だと聞かれたらちょっと返事に詰まるが。
今となってはSMのない人生なんて考えられないし、もしそうなら、ただ働いて飯を食べて排泄して
寝るという実に味気のない人生になる。
かといって働かなければ飯も食えないし、それ以前にちゃんと働いていないとSMをやったところで
全然面白くないようにも思う。
そういう意味では、精神的にとてもバランスがとれた状態と言える。
けれど、ヒナのようにそうはいかない女性の気持ちも俺には十分理解できる。
ヒナにはM体験がない、あるいはさほどないのだろうが、その世界がどれほど甘美なものかは充分に
自覚しているようだ。
そして、それは正しい。
昔なら、と言ってもほんのこないだのことだが、生々しいSMの世界に触れるにはマニアックなSM
雑誌を購入するくらいしかなかった。
しかし、男でさえ買うのをためらい勝ちになるそんな雑誌を女性が購入できるわけがない。
だから、そのきっかけといえば父親が隠し持っていたSM雑誌を見てしまったとか、ある種の幼児体
験など、かなり特殊な状況に限られてくる。
ところが最近はどうだ、ちょっとパソコンを立ち上げればSMに関する生の声が、とても読み切れな
いほどあちこちにアップされている。
それらに触れるということは、本来ならそのまま忘れさられていくはずであったM性が著しく刺激さ
れ、甦るということでもある。
あるいは、全く自覚していなかったのに目覚めたという女性も少なくないだろう。
ヒナのようにこのサイトを見ていても実際にメールを出す勇気がなかったり、恐かったりする女性が
多数いるのは俺も分かっているし、また、そういう女性に対して俺が実に無力なことも分かっている。
そこまで考える必要はないと言われるかもしれないが、こういうサイトを立ち上げた以上、俺には
「権利」があると同時に「義務」と「責任」も同時に発生していると自覚している。
ただし、現状ではそれらを行使できるのは、どうしてもコンタクトしてきた女性に限られてしまって
いる。
このサイトを覗いている全てのM女性に満足してもらいたい、しいては幸せになってもらいたいとは
強く願っているが、現状、その理想には程遠い。
そういう意味では、マゾとしての願望がありながらも、ただ他人の文章を読むことしかできない女性
は、このサイトの被害者とも言えるかもしれない。
ヒナもその一人だろう。
これについては本当に申し訳なく思う。
よって今後はこのサイトを見ただけで、例え参加せずとも癒されるような、そんなサイト作りをして
いく義務があるだろう。
これについては以前から考えていないわけではなかったが、その無力さゆえ、現状ではただその間口
を広げてみたり、あるいはアドレス情報が送信されないフォームの設置に留まっている。
このサイトの目的はM女性の感性をみだりに煽ることではなく、癒すことにあるが、ヒナの1通のメ
ールで改めてこのことについて認識させられた。
ありがとう。
俺にははっきりとした目的意識があるので、どれくらいの期間を要するかはわからないが、いつかは
ヒナに謝らなくてもすむようなサイトになっていることと思う。
これからもたまに覗いてくれるのなら、どうか俺を見守ってほしい。
ヒナが外国で何をしているのかは知らないが、何か目的があってのことだろう。
その夢が叶わんことを祈る。
shadow
---------------------------------------------------
ありがとうございます。
私は、ここで、「shadow様からお返事が頂けるなんて、夢にも思わなかった」などということは、
できません。
何故なら、私は、『知っていた』からです。
shadow様が、こうしてお返事を下さる実行力を持たれた方だということを。
shadow様からメールを頂いたことがわかったとき、半分の私は、恐ろしさにすくみました。
そして、「ヒナ」は、喜びにうちふるえました。
私の中には、こうしていくつかの「私」が存在するのですね。
> 実はこうしてヒナからメールが来るとは思ってもいなかったので、下記の文章を書いた。
> ヒナの気持ちは痛いほど伝わってきたので、サイト上で返事をしてやろうと思ったのだ。
惑わせるようなメールを差し上げて、申し訳ありませんでした。
文章を読ませて頂き、shadow様のお心使いを大変嬉しく思いました。
ヒナは、こうしてメールを差し上げてしまいましたが、世の中には、他にも多くの、
『被虐の性を持ちながら、それを肯定できない』女性たちがいるのだろうと、思います。
もし、そのような方々に、すこしでも心を癒すような効果があるようでしたら、
(ヒナは、このshadow様の文章に、確実にその効果を感じております。)
どうか、私の最初に差し上げましたメールと、それに対するshadow様のお応えを、サンプルとして
ご提示下さい。
> ヒナが俺の返事を望みメールを送ってきた今となっては状況が全く異なってくるが、
> つい2、3時間まえの俺の正直な気持ちでもあるので、一応読んでもらおうと思う。
> 俺のこういう気持ちを知ることも、
> これからヒナが調教される上で何がしかの意義があるだろう。
このお言葉は、shadow様が、ヒナの調教を了解して下さった、と理解してよろしいのでしょうか?
ヒナは、もうひとりの私よりも、素直に、奔放に生きている人間です。
ヒナが何かをしようとするとき、常にもうひとりは、混乱するかもしれません。
ただ、ヒナは、思うのです。
こうして、shadow様の調教を受けて、shadow様のお人柄に触れていくと、
いつの日か、ヒナが、もうひとりの私をも解放してあげられる日がくるのではないか、と。
shadow様、宜しくお願い致します。