私的SM史
前回アップした調教百態「匂い責め」は、かなり皆を笑わせてしまったようだ。
１，２通ならまだしも、思わず笑ってしまいましたというメールがそれなりの数届いた。
「パンツをかぶせるなんてストイックなshadow様のイメージとはあまりに違っていたので」
こういう意見ならまだ理解できるが、ストイックとは縁遠い俺と実際に会ったことのある女性までなぜ笑うのだろう？
パンツをかぶせるという行為自体が相当におかしいということなのか？
俺は至って真面目にかぶせており、そこにギャグの要素は欠片もないのだがな。
匂い責めの一部として紹介したものの、パンツをかぶせるという行為は女性を屈辱的な気分にさせるという効用において、それ自体独立した責めとしての地位を与えたいくらいだ。
他にも失笑を買っているコラムがいくつかあるのはよく知っている。
○○○○は消した方が良いのでは？という善意の忠告まで頂戴するが、shadowという人間を理解してもらうためにも、そのまま残してある。
特に調教を依頼しようかどうか悩んでいる女性にとって、そんなコラムも重要な判断材料の一つになるに違いない。
人気のあるコラムのみを残してアップしてはそれこそ誤解の元にもなりかねない。
その他、時の経過と共に考えの変わってきたものもあるが、それらも訂正せずそのままにしてある。
よって、上から順に読み進めればすなわちそこには成長の過程があり、それは俺のＳＭ史に他ならない。
謙遜もしていなければ、誇示もしていない。
全てありのままのアップ時の俺の考えだ。
そんなわけで、雑記同様、コラムも実は自分の記録の為に書いているとも言える。
今から１０年後、一体俺はどんなコラムを書いているのだろうか？
自分のことながら興味津々だ。
そこ頃はコラムを全部読むだけでも大変だろう、きっと。
shadow
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