理性の昼 本能の夜

理性をもって昼を全うし、本能をもって夜に生きる。

夜のために昼があるのか、昼のために夜があるのか、それは問わない。

夜がなければ昼はなく、また、昼がなければまた夜はないのだから。

全うすること、それは情熱。

情熱なくして生き甲斐はなく、ただ虚しく日々が過ぎ去るのみ。

生きること、それは喜び。

喜びなくして快楽はなく、ただ飄々と夜を眠るのみ。

昼の情熱は夜の本能をいっそう刺激的なものにし、夜の快楽は昼の理性をいっそうやりがいあるものにする。

理性と本能のバランス、それは人間らしさ。

時として社会を重んじ、時として感性を満たす。

それは演じること、そして解放すること。

どちらが欠けてもいけない。

どちらが勝ってもいけない。

それを支えるのは信念。

必ず持たなくてはならないもの。

絶対になくしてはいけないもの。

信念とは生なる地図。

ひとたび迷えば理性は蜃気楼、本能は砂の城。

たとえ迷わずとも、目標のない旅はいずれにもたどり着かない。

理性をもって昼を全うし、本能をもって夜に生きる。

それは己への言葉、彼女たちへの願い。

shadow

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