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27日
さて、M女のみんなに教えを乞いたいのだが、柚子を使った簡単で素敵なレシピがあればぜひ教えてもらいたい。特に柚子の皮を使ったレシピなら嬉しい。ちなみに、ポン酢や柚子味噌などは既にやっている。実の方は柚子チューハイにして毎晩飲めるのでいくらでも消費できるのだが、皮だけがどんどん余っていく状態だ。とても良い香りを放っているので捨てる気にはなれない。我が家の(狭い)庭において完全無農薬のほったらかしで成った果実なので、これぞ野性味溢れる本物の味だしな。特に今年は豊作なのだ。柚子の木一本でこの時期の食卓がどれだけ豊かになることか。今年は柿も豊作だったな。100個以上は食べた。柿の医者いらずというが、おかげで俺は健康だ。ちゅうか、ずっと健康だ。毎日の飯がとても美味しく、布団に入れば直ぐに寝れる。おまけに性欲も旺盛。心から感謝。

20日
冷蔵庫に常備してあるものは色々あるが、俺の場合、厚揚げは欠かせない一つである。厚揚げ1パックあれば何かと重宝するし、何より肉の代わりのような具合に使えるところが気に入っている。パッと思い付くだけでも厚揚げの空揚げ、厚揚げのユーリンチー、厚揚げの酢豚、甘辛煮、卵とじ、厚揚げステーキ、豚ばら巻き、厚揚げと挽肉の丼、揚げだし豆腐...もう何でもありだ。そんなわけで、俺の食卓には二週に一度は厚揚げが登場しているのではないか。この時期、親父の畑では生姜が収穫できるので、シンプルに生姜醤油で食べる焼き厚揚げも日本酒がすすむ。何より厚揚げは、安いのがいい。料理好きのM女にはおすすめの食材である。まあ、豆腐でもいいのだが、調理するにはいささか繊細さが要求されるので、俺は厚揚げの方が気に入っている。もちろん、豆腐も大好きだが。

17日
先日、普段あまり行かないスーパーにて大勝軒の袋麺が売られているのを発見した。早速購入して試食。インスタントにしてはかなり頑張っているではないか。よってamazonでまとめ買い。二回目以後は更に旧東池袋大勝軒の味に近づけるため、俺はみりんと酢を加えて食べている。もはやそのアレンジが美味しいかどうかなどは関係ない。その味こそが旧東池袋大勝軒の味なのだ。まさに袋にある通り「山岸一雄心の一杯」なのである。ちなみに、俺は袋入り坦々麺を食うときは必ず胡麻ドレッシングの濃いやつを加える。これで味が一気に町の坦々麺からホテルの坦々麺にランクアップする。そのままでは坦々麺の命ともいえる練り胡麻のコクが欠落している。チーマージャンを使うのが本来なのだろうが、他に使い道を知らないのでゴマドレで代用している次第。

13日
ちょこちょこと寿司屋に行く。といって回るやつではなく、職人が握る店だ。盛り合わせは決して頼まず、いつも食べたいものを注文するのだが、一つ困ったことがある。俺の好きなネタには総じて安いものが多い。言っておくが、安いから好きなのではなく、好きなネタがたまたま安いのだ。その筆頭はアジとイワシ。こんなにも美味しいのに、寿司屋の金額ランキングとしてはほとんどの店において最下層に属する。それに加えて月見トロロ、タコの頭、イカゲソ、ホタルイカ沖漬け...等々これらも実に安い。ちなみに、俺がよく行くミナミの「市場寿司」では上記全て2カンで200円である。あまりそこばかり頼んでしみったれと思われるのもアレなので、たまにアナゴや赤貝、縁側なども隙間に注文したりする。もし俺に見栄がなければアジとイワシの連発だが、それはそれで大人の男としてマナーに問題がある。まあ、寿司の食い方としてはあんなもんか。

10日
以前、パクチー(香菜、コリアンダーとも)の種が欲しいので売っているところがあれば教えて欲しいと雑記に書いたのだが、以来情報が数件あった中で今回決定打の回答があった。すなわち「amazonで買えますよ」。おそるべしamazon。本以外でも何やかんやとamazonで買う機会が増えたが、まさか種までamazonで買うという発想が思い浮かばなかった。では、今回壊れたクーラーも売っているのかチェックしてみたら、当然の如く売られていた。もう何でもありだな、amazon。在庫あり、と表示される多種多様な商品群が保管されているその巨大倉庫を一度見学してみたいところだ。

6日
俺が外食する気しないランキング一位は天津飯であるとは先日述べた通りだが、ついでに二位と三位も紹介しておこう。
第二位は茶碗蒸し。茶碗蒸しのポイントはそれに相応しい器があるか否か、それだけ。玉子一個を具材の量を考慮しつつ器に準じた量まで水と白だしで伸ばす。白だしの代わりに永谷園の松茸でも良い。十分にかき混ぜた卵汁と具材をふた付きの器に入れ、水を張った鍋に直接置く。鍋にふたをしたら後は適当な時間蒸す。俺はいつも風呂に入る前にセットするので時間は適当だが、蒸し過ぎても特に問題はない。いろいろやったが、この方法が一番簡単で仕上がりが美しい。具材は何でもいいが、冷蔵庫にあるような冷凍枝豆とカニカマのみでもなかなかの茶碗蒸しができる。材料費は50円いってない。これを寿司屋で食えば安くとも480円といったところ。あほくさ。
第三位はオムレツ。オムレツにはコックの技術料や雰囲気代も加味されるので純粋に材料費の安さのみで語ることはできないが、俺が作るオムレツはなかなかのものであるので、ここで伝授しよう。玉子2個分の黄身と白身を別々にし、白身をメレンゲ状にする。それに黄身及び牛乳を混ぜて更によく混ぜる。後はバターか油でホットケーキのように焼き、二つ折りにして完成。トマトやキノコ、チーズなどの具材を挟むの良い。極めて簡単ながらこれでナイフとフォークで食べたくなるオムレツの完成である。材料費は50円未満だが、これを外で食えばホテルなら1,200円といったところか。同様に玉子サンドも家で作るべきものだ。玉子サンドはゆで卵で作るよりもスクランブルエッグもしくは厚焼き卵の方が圧倒的に美味しい。トーストしたパンにバターを塗り、片面にはマヨネーズ、もう片面にはケチャップを塗るのが俺流。材料さえあれば思い立ってから五分以内に簡単に作れる。玉子一個に牛乳を混ぜてかさ増しし、ボリュームがアップと共にしっとり風に仕上けるのがポイント。これも外で食べれば500円以上。まあ要するに、俺は玉子料理を外で食う気がしないということだな。外で食べる玉子関係の料理はせいぜい木須肉(ムースーロー)から。

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