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24日
昨夜、地上波初登場となる映画「船を編む」を見た。松田龍平は知らぬ間に随分いい役者になっていたのだな。昔、新撰組を題材にした「御法度」で彼を見たときは「だめだ、こりゃ...」と思ったものだが、その後長い間目に留まることもなく、「探偵はバーにいる」という映画に出ていたようだが、興味がなかったので見ることもなく、そして昨夜久々に見たらそのイメージが一変した。なかなかやるじゃないか。俺は先日、TOHOシネマズの企画で行われている午前十時の映画祭で「ブラック・レイン」の松田優作の強烈な演技を見たばかりなので、そのインパクトが今もまだ残っている。凄い映画だと思う。この作品における松田優作の演じ方を真似ている役者は数知れずと聞くが、取り調べ室での指の演技や飛行機での合掌シーンは彼のアドリブだったそうだ。
さて、いよいよ明後日から連休の前半が始まる。明日の夜は必要最低限の用事のみ行い、明後日の新潟行きに備えて早めに寝るつもり。東京経由ではなく富山経由で行く。急ぐ旅でもなし、この方が経済的であり道中あれこれ書ければ本もたっぷり読める。とりあえず昼飯は富山で白エビ丼かブラックラーメンを食べるつもり。次回更新は5月8日の予定。みなさんも良い連休を。

21日
昔、俺の母親が作るポテトサラダが好きではなかった。ちゅうか、嫌いだった。なぜなら、そこにリンゴが入っていたから。酢豚のパイナップルと同様そこにいてほしくない素材だ。大人になって居酒屋でポテトサラダを食べるようになって初めてこの一品を美味しいと思った。今でもたまにリンゴ入りのポテトサラダを作る女性がいるな。俺の家もそうであったように、昔はリンゴ入りが定番だったのだろうか。ポテトサラダに是非入れてもらいたいのはゆで卵が。これがあると単純に嬉しい。ある居酒屋ではポテトサラダのトッピングとして頂上にマヨネーズを盛っているスタイルがあったが、あれはよかったな。ありそうでなかなかないのが小さく輪切りにしたソーセージ入りポテトサラダだ。アンチョビ入りもいいな。アンチョビは俺が作るときのスタイルだ。もちろん茹で玉子も入れる。他に何もなくてもかなり幸せに飲める。まあ、要するに俺は今夜ポテトサラダが食いたい、ということなのだろう。

17日
富山駅前海鮮及び新潟燕三条系ラーメンの情報を求む
GWに上記を旅する予定なのだが、俺が好きそうな店の情報があれば是非教えて頂きたい。条件としては店の雰囲気はどうでもよく、高級店及び全国チェーンでないこと、地元色が強く地域で愛されていること。よって平日は閑古鳥、週末のみ観光客で賑わうような店は対象外。得てしてるるぶ等の旅行ガイドに載るとこの手の現象が起こる。富山で言えば例えば「ラーメン大喜」などは上記の要件を完全に満たしているが、既に行ったことがあり、今回はホタルイカや白エビ、寿司等の海の幸を楽しめればと思っている。燕三条のラーメンについても、富山から特急で更に3時間要するようなので場合によっては行くのを取り止めるかもしれないが、地元の人にこそ愛されている店を知りたい。情報乞う。

14日
先週末一日で15時間寝るという経験をした。人間、歳を取ると共に長い時間眠れなくなると言うが、俺もまだまだやるではないか。昔の忍者は大きな仕事の前に寝貯めをしたらしく、俺はその話を信じていなかったのだが、その考えは改めなければならない。俺の残りの人生においてもうこれだけ続けて眠ることはないだろう。時間がもったいないしな。なぜそんなことになったのかと言えば、金曜日に出勤早々仕事が終わったので、そのまま友人を誘って葉桜を眺めながら花見をした。近場のコンビニで酒を補充しつつ3時頃にはすっかりできあがり、帰宅して昼寝を始めたのが4時頃。そのときのイメージでは2、3時間寝たら起きるつもりだったのだが、六時間ほど熟睡してしてしまった。そこで携帯に入っていたメールの返信をしたりして、また電気を消した。そして起きたのが翌朝の10時頃。実に貴重な経験をしたものだ。

10日
プロゴルファーがパッドで明後日の方向にボールを打ったにもかかわらず何度かカーブを描いてカップイン、というシーンをよく目にするが、あの芝の流れの読みは凄いと思う。俺も昔に何度か回ったことはあるが、パッドといえばひたすら真っ直ぐに打っていた。あれはきっと芝生の穂先の方向で判断しているのだろ?俺もちょっと訓練すればできるようになるのか?まあ、今更ゴルフをしたいとは思わないが、あの技だけはTVで見ていていつも凄いと思うので、簡単なことなのか難しいことなのか気になる。ちなみに、初めてラウンドするというときにクラブを一本買って打ちっ放しへ練習へ行った。ところが、ボールがそれなりに飛び始めた頃、クラブが先の方でぽっきりと折れてしまった。「さっき買ったばっかりやのに!!」と頭にきた若き俺は店に文句を言いに戻り、新しいクラブと交換してもらった。ところが、後日この話を友人にしたところ「おまえ、それって地面叩いたんとちゃうん?」「生まれて始めやし、そりゃ叩くやろ」「....」どうやら完全に俺に非があったようだ。返しに行くわけにもいかず、結局そのままにしてしまった。

7日
今日は特別に俺の座右の銘を紹介しよう。「よく働き、よく学び、よく食べ、よく寝る」。どうだ、凄いだろ?こんなもの座右の銘ではないって?何を言う、これ以外に一体何があるというのか?

3日
先日、俺がこよなく愛する居酒屋西九条大黒で気分良く酔った勢いでそのままふらっと京都へ桜を見に行った。関西圏以外の人にはピンと来ないかもしれないが、大阪も京都も神戸もそう遠くない感覚でいる。阪急であれば梅田から京都までは特急で50分弱といったところか。運賃は540円。JRならば割高になるがもっと早い。ふらっと京都へ、などと言えばよくM女から羨ましがられたりもするが、俺にとって京都は実に身近な場所だ。で、阪急を利用して河原町まで行き、八坂神社から丸山公園、そして祇園の辰巳橋へとのんびり散歩した。ライトアップのせいもあり、特に辰巳橋周辺の満開の桜が幻想的で綺麗だった。この頃には酔いも冷めてきたので、軽く飲み直してみよしのラーメンを食べて帰ったのだが、この夜、俺の心を最も捕らえたのは桜ではなかった。それは八坂神社の大鳥居をくぐった左側で発見した「お化け屋敷」なる出し物小屋だ。昭和初期には祭になると境内で「蛇女」、「狼男」などといったおどろおどろしい絵が描かれた怪しげな見せ物小屋が出されていたようで、今では人権問題もあってとても無理だろうが、そんな懐かしの見せ物小屋がこうして復活しているのだな。下手くそで妖しげな絵が一層風情を醸し出していたが、大人500円とのこと。週末は避けて来週平日にでも再び行ってみるか。

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