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28日
何とか一山越した。自分で自分を誉めてやりたい。今年はあと残り一山。まあ、俺なら何とかやるだろう。その前に先ずは休養だ。ちゅうわけで、3月4月はのんびりできる。否、のんびりは言い過ぎか。けれども、先週までほど時間に追われることはない。一山越した翌日の俺の行動はこんなだった。午前で仕事終わり。帰りにざる蕎麦と熱燗一合、カツ丼。帰宅して風呂。映画館向かう。ダイハード・ラストデイとゼロ・ダーク・サーティーのチケット購入。ダイハードまで時間があるのでコンビニでワンカップ2本とつまみ購入、本屋へ。ダイハード鑑賞withワンカップ大関。映画終了、ほろ酔いで著しくラーメンが食べたくなったのでラーメン屋へ。オーダー時に気が変わってつけ麺を食う。映画館ロビーにて読書、北大路魯山人(上)。ゼロ・ダーク・サーティー鑑賞。帰宅。タオルを掴んで近所の銭湯へ、あれこれ夢想しながら湯船と水風呂をひたすら往復。帰宅。あまり腹が減っていないので土鍋で湯豆腐with日本酒and報道ステーション。布団に横になり読書。おおよそ零時睡眠。決してド派手なイベントがあるわけではないが、これぞ俺にとって最高の一日。

25日
俺にはamazonにおいてちょっとでも気になる本が目に付けば値段関係なしについポチッとやってしまう癖がある。よって、月々の本代はなかなかのものであり、今まで買わなくてもいい本まで随分たくさん買ってきた。最初の10ページ程を読んだだけでbookoffに直行する本も多数だ。他から見れば随分もったいない金の使い方をしていると思うだろう。けれども、こういう買い方をしなければ決して出会うことがなかったであろう大切な本がそんな中から稀に出てくる。よって、俺の発想では無駄であった数々の本の購入代金も大切な一冊のための取得原価という発想だ。ありがたいことに昨年は一生ものの本が2冊あった。使った本代は10万円を超えるが、そういう本に巡り会えたのならば安いのではないかい?

21日
スーパーやコンビニなどでときおりとても雑に商品を袋に入れる店員がいる。ひっくり返っても平気な商品なら俺も何とも思わぬが、汁気のある惣菜などを横にして入れられるとその神経を疑わずにはいられない。それが男なら、まあ、女性次第では幸せにもなれるだろう。けれども、それが女性の場合、俺は彼女の雑な手先の向こうに不幸な人生を見る。残念ながら、こういう女性に言い寄る男にロクな奴はいない。極端に言えばうんこに蠅が集まるように、同等の男が集まってくるように世の中はできている。彼女が容姿端麗であろうがそれは関係ない。結局は容姿端麗のハエが集まってくるだけに過ぎない。もちろん、イイ女にもハエはたかってくるが、同時に彼女たちには蝶も寄ってくる。選択肢が多いということはそれだけ有利であり、その選択さえ間違わなければイイ女は幸せになるようにちゃんとなっている。世の多くはこの原理原則がわかってないから、自分のことは全く横に置いといてひたすら素敵な相手を捜すことだけにやっきになているようだが、これは全く時間の無駄だな。
蕎麦好きの一人として、特に通ったわけではないが神田藪そばの火事はとても残念に思う。関西人の俺でさえそう思うのだから、蕎麦好き関東人の心中は察するに余りある。建て替えて復活はするのだろうが、あそこまでの風情は出るのかね?それでも、決して消えてはならない店であることには違いない。

18日
俺の美食も遂に来るところまで来たのだろうか。年々、あっさりとした和食を好む傾向が強くなりつつあったが、今俺が最も口福を感じるのはホワイティー梅田にある福寿司の助三だ。折の中はいなり三つ、太巻き三つ、バッテラ三つ。何の派手さもない至ってシンプルな構成だが、これで日本酒をちびちびやるのが最高に良い。今年の始めにかんぴょう巻きの旨さに気が付いて以来、あちこちの太巻きや助六などを持ち帰ったが、便の良さ、味、値段を総合的に考えれば圧倒的に福助の助三に軍配が上がった。ちなみに、一折500円だ。どこぞの工場で作られたものではなく、寿司職人が作ってくれてこの値段なのだから文句はない。まあ、阪急梅田なのでしょっちゅう行くから問題はないのだが、一週間も食わぬとまた食いたくて仕方がなくなる。これと同程度の値段でここより美味しい助六や助三があるのなら是非教えてもらいたいが、さて、あるかな?

14日
昨年末、河原町から八坂へ向かう大通りで凄まじい行列を見た。以前ならこの界隈での行列といえば辻利(だったか?)の抹茶パフェくらいしかなかったのだが、大行列はそれとは反対側に出来ていた。30mはあったろうか。興味津々で列の発生源を見てみれば何と「天周」ではないか。天周といえば昔から天丼で有名な店だが、ついにここまでの大行列ができる店になったのか。あるいは、直前に何かの番組で紹介されたのかもしれないな。とにかく、こんな回転の悪い店にこの大行列は尋常ではない。最後尾推定3時間待ち、といったところか。ランチタイムを余裕で過ぎると思うのだがな。まあ、天周の丼からはみ出た巨大掻き揚げはテレビ的には見栄えのする最高の素材といえるが、一度食べたことのある俺に言わせれば掻き揚げの具材には三割ほどサツマイモが使われており、これがやたらと甘い。まるでスイーツのような掻き揚げと言っては言い過ぎかもしれないが、とにかく甘い掻き揚げには違いない。これが俺の舌には合わぬ。しかも掻き揚げがでか過ぎて総体積1/3くらいにしか丼つゆにくぐらされていないので、一層甘さが引き立っている。カウンターの上には丼つゆが常備されているので問題ないといえば問題ないが、やはり揚げたての全てを「ジュワッ〜!!」とくぐらせてもらいたいものである。その他のメニューとして大えび天丼(大えび2本)1,900円、あなご天丼(あなご3本)1,100円、ミックス天丼(あなご2本、大えび1本)1,700円があるが、こっちは素晴らしい。中でも俺は圧倒的にあなご天丼が好きだ。しかも、これが一番安いのだから文句ない。京都でちょっと贅沢な昼飯を、という日には天周のあなご天丼と日本酒が俺の定番となっている。揚げ上がりを待ちつつ漬け物でチビチビ。出てきたら丼つゆの染みた熱々のあなご天を食いながら日本酒をチビチビ。合間に合間に飯。旨いな、実に旨い、ああ、ほんまに旨い。俺は揚げたての天ぷらには日本酒こそ最もよく合うと思う。ただし、店内に貼り出されたメニューには日本酒が載ってなくて頼めることを知らない客が大半であり、俺がそうやって食っているのを見て「日本酒も頼めるんですか?」と店員に訊ねる男性がとても多い。仕事中でもなければ、頼まんと損やな。ただし、もはや土日に行く店ではないので、この幸せが平日限定というのはとても残念なことだ。

12日
料理本コーナーにてふと目に留まった主婦の友社が出版している電子レンジ用スチーマー付きのレシピ本を買ってみた。半信半疑で焼きそばを調理...これはなかなかいけるではないか。「焼き」ではないが蒸しそばになっており、これはこれで十分いける仕上がりだ。これにはまっていろいろな焼きそばを試してみたが、何せ作るのがとても簡単なので重宝している。中でも俺のお気に入りは「塩こんぶ焼きそば」だ。スーパーで売っている茹で焼きそばもしくは茹で中華そばを水でほぐしてスチーマーへ。そこへ細切りの塩こんぶを適量。あれば豚バラ肉。これ以上はあまりごちゃごちゃ入れない方がシンプルで良い。後はレンジで3分間チンするだけ。あればネギかカイワレを乗せて完成。読書しながらでも楽勝で作れる簡単さ。これに気を良くして超簡単スチーマーレシピをあれこれ日々試作している。今夜は中華定番の回鍋肉を作る予定だ。仕上がりが楽しみだな。

7日
冬の寒いこの時期、朝布団から出る時が一日の始まりにして最大の難関とも言えるが、今年に入ってから毎朝新作が放送されるようになった目覚ましアニメ紙兎ロペがいささかその苦労を和らげてくれている(注:フジテレビ「目覚ましテレビ」内、だいたい6時47分あたり)。質の低下は否めないが、毎朝見られるありがたさ。以前は劇場で映画のオマケとして流れていて月1作のペースだったので、それに比べれば毎日新作ははとても贅沢なことだ。関西ではおはよう朝日などが頑張っているようだが、こういうアニメを毎朝放送できるところにキー局の凄まじいまでの底力を見る。たかだか1分弱のアニメだが、外注にせよこのために一体どれくらいの制作費が使われていることか。関西にはとても無理だろう。めざましテレビで流れるようになったので多くの人が紙兎ロペを知るところとなり、新たな劇場版などという展開になれば面白い。短編を延々やってくれたら、とても贅沢な二時間になるのだがな。普通に考えれば放送は3月末までだろうか。今週は劇場で流れていた過去作品を一部放送しているようだが、となれば俺がハマるきっかけとなった「ガチャガチャ」が放送される日も近いな。朝一番にこういう楽しみがあるのは実にありがたい。毎朝放送の英断に踏み切ったフジテレビには感謝している。

4日
ここは一応SMサイトなのだが、最近「あなたの食べ物に関する日記が好きです」というような類のメールがめっきり増えてきた。これは一応喜ぶべきことなのなのだろう。中にはそれがきっかけて全くSMに興味のなかった女性が開眼するというパターンも少なくないのだが、果たして彼女の人生においてそれが本当に良かったのか?と思わぬでもない。結局、「これも彼女の運命」という、いつもの結論に達する。

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