SM 110.com 携帯版トップページへ

SM 110.com パソコン版トップページへ

30日
若手芸人という言葉がある。総じて若手お笑いタレントということになるのだろうが、果たしてあんな連中を芸人と呼べるのか?あんなくだらないコントが芸なのか?芸人と呼ばれるからには、仮に飛行機事故で遭難したとして救援が来るまでの数時間、皆を退屈させないだけの芸ができてしかるべきだ。あんなコントなら10分ともつまい。それとも単に最近の若手コントを全く面白いと思わない俺が古いのか?女にモテたくてお笑いの道に進む者も多いと聞くが、くだらん芸に集まる女はこれまたくだらん女だ。「じゃあ、藤原紀香はくだらん女か?」と言われそうだが、「あれはあくまで特別な例だ」。その点、落語家は尊敬に値する。持ちネタが続く限り半日でも一にでも皆を退屈させことはないだろう。外国の貧しい村で延々とマジックを披露したセロも格好良かったな。芸人とはこういう人を言うのだ。

27日
俺が愛飲しているアサヒ本生GOLDが生産中止だそうで、確かに近所で見かけなくなった。結構売れていると思っていたのだが、なぜだろう?最近各社からGOLDと名の付く新製品が出ているが、あるいはアサヒも新しいのを出すのか?先日いろんな発泡酒を買って飲み比べをしてみたが、以前のようにこれは美味しくないというのはなかった。企業努力なのだろう。明日はまだ飲んでないマグナムGOLDというのを買ってみようと思う。キリンラガーはYMO缶が出れば買うのだが、残念ながら紙パッケージのみのようで、かなりのファンを自負するが結局1本も買ってない。

26日
先週紹介したなめろうという料理だが、アジのかわりにぼちぼち出回り始めたカツオのたたきを使って作ってみた。香ばしい皮の味が目立つものの、これはこれで料理として十分成立している。夏場などは更に安くなるので重宝する一品になりそうだ。カツオのたたきは味にクセがあるので、ということはどの魚で作ってもいいということになる。次はマグロでやってみよう。

22日
東池袋大勝軒が20日をもって閉店したと一般新聞に載っていた。知らぬ人はたかだかラーメン屋の閉店が記事にする程のニュースかと思うだろうが、あの店に一度でも行ったならば誰だってその味と雰囲気を好きにならずにはいられない。そんな人が何万人いることやら。最終日は閉店を惜しむファンが全国から集まって最大5時間待ちだったそうだが、俺には並ぶ人の気持ちが理解できる。弟子の店が全国100店舗ほどあるそうだが、やはり本家のあの雰囲気は特別だ。美味い蕎麦を出す店は増えたが並木藪でなくてはならぬ今日の午後、と蕎麦好きが言うのと同じこと。惜しい店をなくしたもんだ。これで築地が移転してきつね屋もなくなったら俺が東京行く楽しみも半減と言える。確かに名店は多いが、俺の場合「安い」が必須条件で、大阪生まれの大阪育ちの俺にしてみれば何を食べても東京は高い。けどまあ、また今度行ったときには新規開拓に励むとしよう。

20日
「なめろう」という郷土料理を知っているだろうか?作り方としては新鮮なアジ、白ネギ、大葉、味噌に好みの調味料を混ぜてまな板の上でなめりが出るまで叩くだけの実に簡単な一品だが、これがたまらなく美味しい。にもかかわらず居酒屋のメニューにあまりないのは、これさえあれば他は何も要らないくらいに酒が進むからというのが一説だが、けだし納得する。今までは馴染みの店で常連のわがままとして出してもらっていたのだが、最近これを家でもよく作るようになった。俺は魚がさばけないので今まで作ってなかったのだが、何のことはないあじの刺身を使えばいいだけのことだと、こんな当たり前のことにある日気が付いた。最近では第二段階に入り、ちょっと酒を加えてみたり、ちょっと白ゴマを加えてみたり等々自分であれこれ工夫している。とにかく調理が簡単で、どんなに適当に作っても失敗しないのでおすすめだ。これを箸先でチビチビ食べながらの一杯がたまらないが、ご飯との相性も極めて良いので飲まない人もぜひ一度作ってみればいいだろう。

19日
ろくろ倶楽部という商品が気になる。自宅で簡単に陶芸が体験できるという例のヒット商品だが、別にクルクルやりたいわけではなく、俺が作りたいのは魯山人風の長方形の料理皿だ。自分の料理を自分の皿に盛って一杯やる。最高ではないか。オーブンで焼けるという専用の土だけ買って作るというわけにはいかないのか?今度実演見かけたら訊いてみよう。

13日
以前にも書いたような気がするが、京都で一番大きいホールである京都会館へライブを見に行くということは、その他いろいろな楽しみが自動的に付いてくる。ライブ前の食事もその一つだが、俺の定番はマリーDのカレー、かねよのうなぎ錦糸丼、いずも屋のうな丼、まるきの親子丼、盛京亭の焼き飯と焼きそば・・・・等々。食後は築地で一服し、白川添いの道を散歩しつつ京都国立近代美術館へ。ここから京都会館まではすぐなので、開演30分前あたりまでのんびり鑑賞できる。で、ライブ後は同じ白川沿いの道を戻るわけだが、夜の祇園小橋の辺りは土曜なら賑やか、日曜なら幻想的な光景でしばらく立ち止まらずにはいられない。そこからは三条に寄ってみよしのラーメン。俺が注文するのは必ずメンマ入りだ。家に帰って風呂に入れば多少腹が空いてくるので、今日のライブやら作品を思い出しつつチビチビ飲む...とまあざっとこんな具合で、京都でライブの予定が入れば昼下がりから夜の12時頃まであっと言う間に過ぎる贅沢な休日だ。ちなみに次のライブの予定はチケットが買えたならば城ホールに初めてミスチルを観に行くことになる。

12日
昨日は押尾コータローのライブを見に京都へ行ってきた。俺は一人でステージを作れるミュージシャンが好きなので、押尾コータローもその流れだ。一度もCDを聴いたことがなく知らない曲ばかりだったが、不意に聞き覚えのあるメロヂィーが始まった。グリーン・スリーブスだ。とてもしっとりと演奏するものだから思わず泣きそうになった。後半にはメリークリスマス・ミスター・ローレンス(いわゆる戦場のメリークリスマス)の演奏も。この曲のソロといえばピアノが定番だが、実はギターのために作曲されたのではないかと思うほどに素晴らしい。ここでまた泣きそうになる。アップテンポな曲になると本当にギター1本の演奏なのか?と思えるほど、メロディーとコードとベースが複雑に絡み合う。サービス精神も旺盛で、そんな彼のライブを体験してファンにならぬ者はいないのではないか?今後は毎回是非観たいと強く思った。まだまだツアー途中なので興味のある人はどうぞ。

8日
先々週の週末、軽食を取ろうとマクドに入ってソーセジエグマフィンセットを頼んだ瞬間、レジのポップで「マックグリドル新発売」というのが目に入った。しまった、こっちにすればよかった、と思ったものの今さら前言撤回で注文を変更するのは男として恥ずかしい。朝マックは休日にしか食べられないので、「今度の土曜こそマックグリドルを食ってやる!!」と過ごすこと一週間、先日やっと念願のそれを食べてきた。が、別に大したことないじゃないか。これならソーセージエッグマフィンの方がいい。俺はたまに朝マックが無性に食べたくなることがあるのだが、行くのは月に1,2回ほどか。メガマックは全く食べたいとは思わない。佐世保バーガーで有名なログキッチンをJR京都伊勢丹で発見したのでここのはぜひ一度食べてみたい。週末京都に行くのだが日曜なので行列だろうな。ま、そのときは第一旭か新福菜館でラーメンでも食べるとしよう。

6日
やたらファッショナブルな服に身を包んだ散歩中の犬に出会うのは今の日本の日常的な風景たが、そんな犬を見ると俺は可愛いというよりもどこか「けっ!!」と思う。別に犬が嫌いなわけじゃないし、動物はたいがい好きだが、あまりに過保護に飼われた犬というのはどうもな。やはり俺はのら猫が好きだ。昨今では「お魚くわえたドラ猫♪」のような根性あるやつもめっきり姿を消したが、これも時代だな。昨日は来なくなったやつとはまた別のにうなぎの頭をやったが、さぞやいいご馳走だったろう。野良には野良の仁義礼儀というものがあって、彼らは決してその死に様を我々に見せない。あなたは猫や雀やカラスが自然死しているのを見たことがあるだろうか?ないだろ。ある朝家の庭でのら猫が死んでいたりすれば気分のいいものではないし何より悲しいが、彼らは自らの死期を悟ると人知れない場所を求めてそこで最期を迎えるのだ。飼い猫にしてもそう。室内で飼われたのは別として、放し飼いならば年老いたある日突然どこかに消えてしまう。こっちとしては家族同然なので最期を看取ってやりたいのだが、それが彼らの本能なのだ。犬畜生とは言うけれど、孤独に最期を迎える彼らのその精神は実に見事だ。それをまあ、庭先に糞をされたからといって俺はとても腹を立てる気にはなれんな。

1日
以前東京の神楽坂を散歩していたときのこと、糞尿等の責任を持たずのら猫に餌をやらないで下さい、というような内容の張り紙がしてあった。ご指摘至極ごもっとも、町内会議で議論すればこっちに分はないが、それでもなおあなたは一体何様なのだと言いたい。それほど人間は偉いのか?共存共栄は人間だけのものか?飼ったことのある人なら知っていると思うが、猫というのは大変な綺麗好きで自分の唾液でもって顔や体を洗うのはお馴染みの仕草だが、糞尿にしても砂場をトイレにして出したものはちゃんとその砂に埋めるのだ。もはや野良犬など見かけなくなった昨今、よく道ばたに糞が転がっているのはマナーの悪い飼い主の散歩中の仕業であって、猫は決してあんなまねはしない。のら猫が民家の庭で用を足すのも、元を正せば町内から緑や土を消した我々人間の仕業だ。それでも飽き足らずにのら猫一匹許容できない町など俺は住みたいとは思わんな。

翌月の雑記へ