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28日
さて週末は土日共に甲子園で観戦だ。相手は中日。春先の時点では甲子園最終連戦ということだったので適当に買っておいたチケットだが、とても熱い日程となった。球場行って負けるととても気分が悪いのでここは2連勝、いや3連勝しかない。球場で野球を見る楽しみの一つにビール片手の応援があるが、甲子園の場合、売り子のビールは一杯600円。とても絶妙というか中途半端な値段だ。もう100円高ければ一切飲まないし、もう100円安ければ飲みまくる。そのどっちつかずの600円。さすがに球場も650円では無理と判断したのだろう、ギリギリの価格設定だ。俺はいつもだいたい2杯程度。つまみはサザエの串焼き。サザエが7、8個ほど串に刺さって350円なので、これはとてもお値打ちだ。甲子園行ったら是非これを食うべし。腹が減ったらカレーか焼きそば。甲子園カレーは特に有名だが、焼きそばもどっちの料理ショウで紹介された神戸のご当地ソースが使われており美味しい。けどまあ、できればこれらは食べずに試合終わってからの焼き肉がベストだ。次の土日は共にデーゲームなので後の食事がゆっくり食える。とりあえず土曜は晴れのようなので、秋晴れの気持ちの良い天気で観戦できたら最高だ。

26日
昨日読売テレビ(日本テレビ)では警察官の現場特集が2時間あって、番組欄には「緊縛SMマニア会社員に怒りの手錠をかけろ!」と書かれていた。とても気になっていたのだが、残念ながら残業で見れなかった。まあ、この手の特番はいつも似たような内容なので見ても見なくても同じだが、あればついつい見てしまうな。毎回思うのが日本の警察官の対応のぬるさ。特に対暴走族。「止まりなさい」を間抜けに繰り返しては写真やビデオを撮って後から検挙するが、ディスカバリーチャンネルの特集を見た限りアメリカでそれはあり得ぬ。向こうならパトカーで突っ込むか、タイヤかエンジンでも撃つ。万一それで相手が死んだところで、止まらない方が悪いという考え方だ。至極当然ではないか。日本の場合、どうでもいいようなときに警察権を発揮して、肝心なときには生ぬるい。俺が盗難自転車にでも乗っていると思ったのか、止められて防犯登録を照会している横で改造原付がノーヘルで通っていったときの怒りというか失望というか失笑。アメリカでは逃亡犯の車が停車した場合、それを逮捕のチャンスととらえて遠慮なくパトカーで突っ込む。日本では車を当てぬよう律儀に手前で停車しては、またそこから逃げられる。実に間抜けな話ではないか。まあ、良くも悪くも日本民族的ということか。

25日
またまた見てしまったアナコンダ。ハラハラ、ドキドキ、見終わって、ああ、面白かった。映画はあくまで娯楽という俺の立場からしてアナコンダは実に名作である。この映画には続編もあったような気がするが、俺は見たのか見てないのかはっきりしない。まあ、そのうち放送するやろう。ちなみに、お色気サバイバルアクションホラー映画スピーシーズも俺的には名作だ。定期的にTVで放送される映画の筆頭にダイ・ハードがあるが、本国では特に1作目がテロの影響で放送自粛されていて日本もそれに準じているそうだ。どうりで最近見かけないわけだ。スパイダーマンに至ってはワールドトレードセンターの映るシーンが総差し替えになったとか。反面日本ではTV映画24の宣伝をバリバリやっているが、この点からも対岸の火事ぶりが伺える。そもそも24の本放送もアメリカでは大幅に遅れたそうだ。その昔、ブッシュマンという人気漫画があったが、ブッシュ大統領が就任したもんだから外務省からクレームがついて無理矢理コイサンマンになったというエピソードがあったな。名前を覚えていないのだが、このコイサンマンの作者は現在ヴァンパイアという漫画をスーパージャンプに連載していて、これが実に面白い。これ以外に楽しみにしている漫画?そうだなあ、スペリオールの「あずみ」くらいか。

22日
昨日は京都会館で山崎まさよしのコンサートを観てきた。今回はドラマー、ベースとのバンドスタイルだったが、やはり彼のステージはワンマンに限る。また来年を楽しみにしたい。隣の京都近代美術館では二日遅れて伊藤若沖展(プライズコレクション)が始まるので近々また再訪せねばならん。現在最も好きな画家は?と訊かれれば、俺はゴッホか若沖(じゃくちゅう)と答える。同じ民族ということで若干若沖に軍配か。江戸期では広重や北斎が特に有名だが、この若沖も相当凄い。何よりそのアプローチに特徴がある。京都の青物問屋の嫡男に生まれるも商いの才なし、やる気なし。若旦那集との遊びにも全く興味を示さずむしろ苦痛で、暇を持て余した挙げ句時間つぶしとして自宅に狩野派の絵師を呼んで手習いを受ける。以後、ひたすら模写を続けること十余年。ある日「これ以上描いても狩野派以上の絵が描けるわけでもない」と悟り、今度は狩野派の源となった中国の水墨画をひたすら模写。しかし、千本近く模写したところで再び悟る。「私は彼らが描いたものをまた描いているだけで、物そのものとの間に懸隔が生じている」。そしてついに自らの目で見たものを描こうと決心する。そこからが更に凄い。モチーフ探しに町へ出たところ、鶏売りが目に入った。描いてみようと一羽求めて庭に放すも、毎日毎日ただじっと鶏を眺めるだけ。眺め続けて一年後、ある日突然筆を持つやそこから次々と傑作を描き続け、完成しては京の神社仏閣に寄贈した。金にものを言わせて最高級の顔料が使われているので、その発色は現在なお素晴らしい。残念なのはそれを高く評価したのはむしろ欧州人で、傑作のほとんどが海外に流出してしまった。それらの一部が今回プライズコレクションとして京都に里帰りするわけだ。大いに楽しみである。

20日
残念ながら東池袋大勝軒は2006年9月、つまりちょうど今月をもって移転だそうだ。ということはもう俺はあそこでラーメン屋酒ができないわけだ。まあ、今度東京行ったときは新店舗にせめてあの味だけでも楽しみにいこう。大阪にものれん分けの店があるにはあるがスープの味も違えば、具も麺も違う。大勝軒というよりも大勝軒風と言った方がぴんとくる。おまけに高いし行きにくいので一度しか行ったことがない。阪急東通りを突き抜けた場所にあるのだが、そもそも店はまだあるのか?

18日
移転といえばもう一つ残念なのが東池袋の大勝軒。ラーメンマニアの聖地と言われるこの店が移転するのはいつだったか?いずれにせよ店正面のフェンスを見ればそう遠い将来でもあるまい。決して綺麗でもないし広くもないが店には独特の重みがあり、この貫禄は最近流行の小綺麗なラーメン屋には決してない。ここの移転は例えれば並木の藪蕎麦が移転させられるようなもので、新しい店舗で同じメニューならOKという問題では全くない。更に残念なのはいい意味でのいい加減さというのが無くなって、11時開店ならきっちり11時にならないと店を開けないようになるだろう。東池袋大勝軒は11時開店だが、実際は10時30分頃になると店の中に座らせてくれる。で、入るときに表にある冷蔵庫から勝手に瓶ビールとコップを取って、これまた勝手に蓋を開けて一杯やる。すると店の人が黙ってメンマの盛られた小皿をくれるのだ。それをつまみに11時までチビチビ飲む。蕎麦屋酒ならぬラーメン屋酒とでも言おうか、この時間が何とも言えずたまらない。11時になればビール全部飲んで食欲は最高潮に達しているので、出てくるつけ麺の美味しいことこの上ない。俺の知る限りこういう楽しみ方ができるラーメン屋は東池袋大勝軒だけだ。よって、せっかく大勝軒へ行くなら朝一番の開店前が俺のお薦めになる。ラーメン好きのビール好きなら是非この至福のひとときを移転前に体験すべし。

14日
移転は2012年なのでまだ少し間はあるが、これでますます東京行ったら無理にでも築地へは寄らねばなるまい。最初の頃は市場のあちこちを見物して回ったがその探索も一通り済んだので、今では目当ての店に一直線。先ずはかなり高い確率で「きつね屋」に向かう。頼むのはモツ煮込みと肉豆腐とおしんことビールで、もんぜき通りの喧噪を眺めながら一杯やるわけだ。眺めると言っても歩道での立ち飲みだから容赦なく目に入るのだが、よって年頃の女性一人ではちょっと厳しいかもしれない。過去何人か見たことはあるが、みんなさすがにビールは飲まず、もつ丼か牛丼を黙々と食べていた。俺は食べた後が帰りの新幹線ならばビール2本はいく。〆は悩むところだが、同じくもんぜき通りのラーメン井上。ここのラーメンは立ち食いだからといって舐めてかかると返り討ちに遭う。法善寺蕎麦のキス天そばもたまらない。あるいは店の名前忘れたが500円のまぐろずけ丼もなかなか。忘れてはいけないのが築地には吉野屋1号店があって、ここは牛丼屋のプライドを守るべく国産牛を使ってずっと牛丼を売り続けている。遠方から食べに来るマニアックな人も少なくないと聞く。市場にはその他何でもありで、どれで腹を満たすか迷うところだ。ただし、午後1時頃になると営業を終了する店も多いので初めて行く場合は注意が必要だ。

13日
今や築地は単なる卸市場ではなく立派な観光地だが、それが全部移転というのだから穏やかじゃない。名物でもある様々な飲食店はどうなるのだろう?200軒は下るまい。優先的に移転させてもらえるのか?といっても、道路向こうやちょっと離れた寿司屋等々は厳しいだろう。俺が築地で一番好きなもんぜき通りの店々はどうなるのか?きつね屋は?移転に際しては相当もめただろうに、関東ローカルニュース扱いなのかこっちでは議論の一つも聞いたとがない。何故知ったかと言えば、歌舞伎役者市川団十郎が築地のポスターを書いたというのでニュースになったが、そのときにアナウンサーが一言「築地も移転しますからねえ」と言ったのだ。残念。

12日
今日知ったことなのだが、東京築地市場が移転するんだってね。東京の人にとってはこんなの既に当たり前の事実なのか?俺はびっくりした。移転先は豊洲の東京ガス地跡だそうで、それは東京駅から近いのか、遠いのか?いずれにせよ今の築地より近くなるということはあり得ないだろうから、とても残念なことだ。俺にとって今や築地は東京で最も馴染みのある場所で、着いたらまずちょっと築地、帰る前にちょっと築地。早朝から安くて美味しい店が営業しているのだからたまらない。電車は乗り換えがあるので不便だが、タクシーなら東京駅からいつも1,000円前後。八丁堀から銀座にかけての通りは俺にとって見慣れた車窓の景色で、タクシーからこれを見るとまた東京に来たんだとしみじみ思うものだ。それもあと何度楽しめるだろうか。

11日
DVD版シェーンを買った。「最も好きな映画は?」と訊かれればいつもシェーンと答えるが、そんな1本が定価500円なのだから泣かせる。もうじき新しい規格のディスクが出回るのでもうDVD映画は買うまいと以前決めたのだが、雑記に書いたかどうだか忘れたが結局俺は28型のブラウン管ハイビジョンテレビを買ったので、この程度の大きさならDVDでも十分鑑賞に堪えられる。ブラウン管のハイビジョンテレビなど田舎の電気屋にでも行かないともう並んでないだろうが、どんな最新の液晶よりも、どんな最新のプラズマよりも綺麗だ。しかも安い。買い換えを検討している人、奥行きと重ささえ許せるのであればハイビジョンテレビはブラウン管にすべきだ。今ならまだぎりぎり買える。

7日
小さい「ぃ」は何とLI(エルアイ)のタイピングでもOKだそうだ。エックスアイは何となく有りなような気もするが、何でエルアイで小文字の「ぃ」なのか?まあ、特に意味はないと思われるので深く考えるのはよそう。「どぅぃーん」と一発でスマートに打てたらひとまずは脱初心者ということでよかろう。さて、あなたは打てるか?

6日
例えば小文字の「ぃ」を打つとき、俺はFを利用して「ふぃ」と打ってから「ふ」を削除していたのだが、もっと画期的な入力方法を教えてもらった。X(エックス)を打ってからi(アイ)を打つと小文字の{ぃ」になるのだ。これは常識なのか?俺は全く知らなかった。「ドゥー」は以前からスマートに打っていたのだけどな。まあ、こっちは感覚的にわかったのだが、X(エックス)を使うとはなかなかどうして。

4日
話のついでに俺お薦めの10円蕎麦の食べ方を伝授しよう。ここで言う10円蕎麦とは漢字で「蕎麦」と書くのもためらわれるようなスーパーで必ずうどんと共に並んでいる袋入りのアレだ。舌の肥えた蕎麦好きはこんなの食わないのかね?これはこれで食べ方を工夫すればなかなか美味しく食べられる。用意するのはすき焼きの割り下。50ccもあればよい。これに同程度の水を加えて沸騰したら上記のそばを加える。30秒もかき回したら十分だ。それでできあがり。後は何もつけないで食べる。するとあら不思議、蕎麦の甘みが口一杯に広がって店でもなかなか出会えない風味になる。この同じ10円そばを使ってかけそばにしても甘みが出てこないので不思議だ。単に温めればいいという話でもなさそうで、蕎麦の奥深さを感じる。

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