27日
明日はZeppOsakaで坂本龍一のライブだ。
最近彼のCDもあまり聴いてなくて興味も薄れ気味だったのだが、ヤフオクでとてもいい席が定価即決で出品されていたのを見て勢いで買った。
経験上、こうして肩の力を抜いて見に行くライブには得てして良いステージが多いように感じるのは過度に期待しないからだろうか?
とにかく、楽しんでくる。
26日
盆休みの新幹線指定席を初めて買ったのだが、予想以上の競争で驚いた。
何やらコンサートみたいな先行予約を申し込んだにもかかわらず第二希望だったので、いつもの調子でのんびりしてたらあやうく自由席になるところだった。
盆休みともなると乗車率100%超で立って乗っている人々をニュースでよく見るが、一本遅らせば座れるのではないか、という問題でもないのか?
とにかく、自由席ならばもし立ちんぼになったらという気の重さで事前のわくわく感も半減していただろうから、運良く席が確保できて感謝したい。
宿の予約-といってもカプセルホテルだが、男二人にはこれが丁度いい-も済んだし、あとは日を待つだけだ。
エキサイトシートのチケットがまだ届いてないが、女神が更に俺に微笑むならば券面にはA列とあるだろう。
確率はABで二分の一だ。
25日
先週の海キャンプのことだが、ウニの先端で指を突いてしまい、二カ所ほどその先っちょが折れて指の中に埋まった状態にある。
体内にウニの一部が埋まっていると思うといい気分ではない。
ムササキウニ、アカウニ、バフンウニ...
2人合わせて50個は食べたが(といっても、身の量はたいしたことない)、これはその復讐かもしれない。
21日
小説を読んでいて時折読み慣れない漢字の人物が出てくる。
最初だけはふりが打ってあるのでしっかり読めるのだが、やがてそれはむにゃむにゃになる。
もう少し定期的にふりを打ってくれると有り難いのだが。
ちなみに昨日読み終えたのは小野不由美の「東亰異聞」。
個人的には京極夏彦「姑獲鳥の夏」よりもずっと妖しげで面白い。
帝都、ガス塔、見せ物小屋、妖怪、浅草十三階、これらの響きが好きならばきっと気に入るだろう。
20日
日月曜と日本海へ素潜りに行ってきた。
格好良く言えばスキンダイブというやつだ。
日本海では未だかつて経験したことのないべた凪(波が全くないこと)と快晴に恵まれた。
体が安定する上に水中の視界が極めて良好で視覚的に楽しめたばかりかウニとサザエも大量にとれた。
ウニというのは店では高価だがちょっと潜ればいくらでもとれるのだ。
ただしそこから身を取り出すのが手間で、あの値段の大半は手間賃である。
その場で取り出し生で食い、焼いて食い、乗せて食い、混ぜて食う。
サザエは壷焼きと刺身だ。
残念ながらアワビは3枚のみだったが、踊り焼きと刺身で食べた。
ビールが止まらず6本飲んでしまった。
止められたのだが、酔って海に入ると一発で酔いが冷めることを発見。
潜らず水面に漂いながら海の中をずっとぼんやり眺めていたのだが、本当に気持ちのいい時間だった。
というわけで、体力的には回復に昨日一日要したものの、精神的にはフル充電状態だ。
これで盆の連休まで突っ走るとしよう。
14日
女がマツキヨ好きなら、男はコーナンだ。
切り絵の黒色につき絵の具ではなく塗料を使っているのでコーナンへはちょくちょく行くのだが、大人の男にとってとても楽しい空間である。
要る要らないは別にして道具類は妙に男心をくすぐるし、アウトドアグッズも充実している。
そして何よりあの独特のにおいが好きだ。
店内に入った瞬間、そこには確かにコーナンのにおいがある。
入ったらいつも大きく鼻で吸い込む。
ゴザのコーナーもいいにおいがするな。
青畳のぷんぷんとした香りがたまらない。
冷房と相まって涼度満点だ。
ちなみにコーナンでは毎回何か余計なものを買ってしまうが、今日は焼き肉用ガスコンロ2,980円を買いそうになった。
俺はホットプレートの焼き肉は不味いので食べないが、これさえあれば家でも焼き肉が楽しめる。
相当迷ったのだが、やはり煙の問題があるので断念した。
残念。
12日
本日またトップページの画像を入れ替えたが、これは8月16日までとしよう。
17日からは約1ヶ月の予定で盆休みの東京旅行にて写してきた画像を日替わりでアップしようと思う。
食べ物の画像ばかりになるような気がしないでもないが、まあ、それも俺らしくていいではないか。
11日
駅からの帰り、傘がなかったので駅前のコンビニにて白い傘を求めた。
600円もしやがる。
まあ、それはいいとして、店の前で開いたらおもいきりキティーちゃんの絵とロゴがはいっているではないか。
こんなもん開けなわからんちゅうねん。
男性諸君、ファミマの白傘には要注意だ。
7日
昨日ゴッホ展に再び行って来た。
前回とは違うまさかの混雑振りだが、昨日は絵を観て云々というよりもその人混みに深く感動した。
感極まって正直会場で目頭が熱くなったくらいだ。
その心情は「ゴッホさん、本当に良かったね」だ。
生前彼の絵は全く評価されずに売れたのはたった一枚とは有名な話だが、生涯何の稼ぎもなく弟の仕送りに頼り、その殆どを画材やモデル代に充ててまともな食事もとらずにひたすら描きまくったゴッホ。
最期はピストル自殺をするが、その日から百年以上の時を経て彼の絵の前にできた黒山の人だかりを見ると、これに涙するなという方が無理だ。
というわけで昨日はとても混雑していたのだけど、前回以上に感動して帰ってきた。
ゴッホの話をもう一つ。
ゴッホの書いた手紙は弟に充てられたものが最も多いのだが、その最後はいつも「 心からの握手を 君のフィンセント 」で締められる。
この「心からの握手を」がとても素敵だと思い、俺も一定以上親しい者に対しては年賀状やら暑中見舞いの最後にゴッホを真似て「握手を」とか「心からの握手を」と、一言添えている。
未だ誰一人あれはゴッホだなと指摘されたことはないが、なかなかいいだろ?
6日
試しに一本と買ってみたのが運の尽き。
ペプシにおまけで付いているSTARWARSのボトルキャップにはまってしまった。
昔も何本か買ったことあるが、今回のは以前に比べて造形が素晴らしいのと、最後のペプシSTARWARSキャンペーンということだけあって有名なキャラクターが多いのがはまってしまった原因だ。
封を空けずとも中身のキャラクターが何となくわかるので人気の高いやつは全部持っていかれるが、残り物でも結構楽しい。
あの封を空ける瞬間のわくわくが何ともいえんな。
全部で60種類あるものの1日1本と決めているので現在6個だが、オマケ付きのペプシはあっと言う間に市場から消えるから後10個集買えたらいい方か。
ちなみに今キャンペーンの一番人気はジェダイハンターのグリーバス将軍だが、ライトセーバーを4本も構えているのでとてもでかくて判別レベルが1となっており、速攻でレジに持って行かれるようだ。
4日
よく降るな。
そんなわけで、昨日は一日家にいた。
TVを見るわけでもなく、本を読むわけでもなく、昼寝するわけでもなく、鉛筆握ってひたすら落書き。
疲れたら煙草一本吸ってまた落書き。
本来なら素描きとかデッサンとか呼ばれる類のものを描いているわけなのだが、俺にはデッサン力がないので落書きになるわけだ。
けれど、これは別に謙遜しているわけでもない。
この歳にして子供がするような落書きが描けるというのはある意味凄いと自分では思っている。
落書きなので上手く描こうとか気にしなくていいから楽しい。
気の向くままに描きたいものを描きたいように描く。
中途半端な技術でこじんまりと仕上がった絵よりも、デッサンがおかしかろうが雑であろうがそっちの方がダイレクトで良いのでは、と開き直る。
実に最近気が付いたのだが、絵を描くということはそれが風景画であれ人物画であれ、何のことはない、そこに描かれているのは自分自身である。
これもゴッホに教えてもらった。
まさにゴッホ様々だ。
教本一冊読むよりも巨匠の絵を一枚じっくり観た方がどれだけ得られるものの多いことか。
翌月の雑記へ