28日
先週土曜、阪急三番街水のステージにて仮谷崎省吾のトークショーがあるというので行きたかったのだが、残念ながら都合が付かなかった。
生で見たからといって別に何がどうということはないのだが、美しいものを創り出せるという才能は例えそのキャラクターがどうであれ十分尊敬に値する。
昨日、一日遅れでその場所を通ったのだが、そこには彼が活けたのであろう、巨大な生け花が飾られていた。
正直、俺はそれをあまりいいとは思わなかったのだが、枯れたら終わりの生命を直接に扱う芸術はやはり足を止めるに十分だ。
梅田に出かける人は一度寄ってみればいいと思う。
次回更新は4/4の予定。
16日
かんぱちのアラが特価で売っていたのでぶり大根ならぬかんぱち大根を作ってみたのだが、最後にゆず皮を散らせばその味付けと相まって料亭並に旨いではないか。
今夜は余った煮汁で煮卵を作り、更に余った煮汁で明日の朝は雑炊だ。
だいこんの皮は千切りにしてベーコンと炒めて今夜の一品にした。
男は見た目じゃわからない。
ちなみに俺の最も得意とするところは、女性では決して片手で持てないであろう巨大中華鍋を駆使しての中華料理だが、ガスコンロの火力が全然追い付いていないのが泣き所ではある。
都合により次回更新は3/28(月)を予定しているので宜しく。
15日
「潜水艦ものに駄作なし」とは映画通の言葉であり俺も好きだが、今年は潜水艦というか戦艦もの、それも全て邦画のラッシュ年となっている。
現在公開中の「ローレライ」を皮切りに、「亡国のイージス」「男たちの大和」と続く。
キャスト的には中井貴一、佐藤浩一、真田広之を配した亡国が頭一つ抜けているような気もするが、さて、内容はどうだろう?
とにかく、邦画で劇場に足を運んでみようと思うのは久しぶりのことなので期待したい。
14日
昨日は春の陽気の中甲子園球場で阪神対巨人のオープン戦を楽しむつもりだったのが、試合が中断するほどの吹雪にみまわれ強烈な寒さに耐えながらの観戦となった。
こんな経験は二度とないだろうと笑うしかなかったが、場内販売の熱燗を何杯飲もうが暖まらないし酔わない。
途中で球場を出てさっさと早い晩飯を食いに行ったが、そのおでんの暖のありがたさといったらない。
ちなみに今週末も西京極球場へ阪神対巨人の試合を観に行くのだが、チケットを手に入れてみれば何とファームの試合ではないか。
道理で安いと思った。
せめて辻本が投げてくれないものかと願う。
ちなみに4/1大阪ドーム阪神対ヤクルトの今季開幕戦チケットも取ってある。
単にプレオーダーが当たっただけなのだが、良席取るのにずいぶん苦労したと言ってやったら、そのトラキチは試合後俺の好きなものを好きなだけ食べさせてくれると言う。
それだけ開幕戦というのは特別なのだ。
どうせ焼き肉になるだろうが、申し訳ない気持ちもあるので少しは遠慮してやろうと思う。
9日
明日は仕事を早めに終えて神戸に行き、台湾料理を食べてからバイオリニスト天満敦子のコンサートを聴いてくる予定だ。
ちなみに俺は台湾料理のパクチー(香草)が好きな派である。
昔はより分ける程に大嫌いだったが、気が付けばいつのまにか好きになっていた。
それではまた来週。
8日
月曜に放送されるスーパーテレビは好きな番組でよく見るのだが、最近マンネリ気味の内容が続く中、昨日のノラ猫のドキュメントは良かった。
母猫は我が子をくわえて17回塀を飛び、戦いに破れたボス猫は潔くその町内から姿を消し、またあるボス猫は新たな地を求めて険しい道を行き、その途中で命を落とす。
彼らの生き様に自信を持って勝てると言える人間が一体どれほどいるだろうか?
例えロケット打ち上げようが、連鎖の頂点に立とうが、我々のほとんどはノラ猫一匹に劣る。
それはさておき、我が家は日当たりの良さで近所のノラ猫がよく集まってくる。
車のボンネットの上でどれだけ気持ちよく寝ていようが帰宅した俺の姿を認めるとさっさと逃げていたノラ猫も、そのうち俺の与えるカツオパックなど食べるようになり、いつしか逃げるどころかじゃれてくるようになった。
無愛想な奴かと思えばなかなか可愛いではないか。
その他のノラもだいたいそんなもんだ。
ある日のこと、寄ってきた奴にカツオパックが切れていたのでだし用のカツオを与えると何と食わないではないか!
餌の有り難みをたたき込むべくしばらくは餌を抜いてやったが、ノラ猫さえもグルメにしてしまう「慣れ」とは実に恐ろしいものだ。
7日
オペラ座の怪人を観てから早一月。
寝る前にオペラ座のCDをちょこちょこ聴いているせいもあり、俺は未だあの世界に浸かっている感覚がある。
次に「ファントム」を読みたいと思っているのはオペラ座にはまりかけている証拠だろう。
さておき、あの映画を見て俺が最も強く感じたこと。
それは愛とかロマンスではなく、「人は老いる」ということ。
この当たり前のことを強く再認識させられた。
現在がモノトーン、過去がカラーという演出が一層その思いを強くしたが、剣で怪人を打ち負かしたラウルもいつしか車椅子の人となり、そしてクリスティーヌは墓に眠る。
しかし、この無情にして当然の避けがたい事実は現在の我々に一つの指針を与えてくれる。
すなわち、悔いなき人生を。
3日
今日の新聞によれば少年複数が決闘罪で逮捕されたという。
学校同士の対立をタイマンにより決着付けようというもので、素手のみ、ギブアップかKOで負け等のルールを定め立会人まで置いての、タイマンというよりもPRIDEかUFCの格闘技を思わせる内容だ。
河川敷にて二試合(?)が行われ、それぞれギブアップと顔面目部骨折によるKOだったと報じられている。
「タイマンで逮捕されるのか?」とは少年の弁だそうだが、俺も彼の考えに賛同したい。
ちょっとした喧嘩でも簡単にナイフが出てくる昨今、むしろスポーツマンシップに乗っ取った正々堂々たる解決法だと思うのは俺だけか?
俺はある種のすがすがしささえ感じる。
そもそもこの決闘罪というのは仇討ちを禁じるため明治時代に制定された古くさいもので、両者合意の上での素手の喧嘩に適用して逮捕するのは如何なものか?
逮捕といえばオリンピック金メダリストの里谷多恵がクラブにて酔った上で店内で白人とセックスし、止めに入った店員に暴れた上あれこれ物を放り投げたとの記事が本日デカデカと出ていた。
これにより彼女の好感度は一気に下がるだろうが、こと俺に関しては赤丸急上昇だ。
1日
カップ焼きそばのシェアNo1は俺の好物でもある「日清焼きそばUFO」だと思いきや、こと北海道に限って言えば「やきそば弁当(通称そば弁)」なるものが絶大な人気であると聞いた。
スープまで付いており、湯切りの湯で作るそうだ。
今月ちょうど夫婦で北海道へ海の幸を堪能しに行くという羨ましい友人がいるので、彼に土産でそば弁を頼んだ。
何と安上がりな土産か。
味の方は後日報告しよう。
翌月の雑記へ