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2.29
今日もまたヤバかった。車に跳ねられそうになった。悪いのはこっちだからドライバーにはとやかく言えないが、この調子じゃ事故で入院する日もそう遠くないような気がする。私は昔から道路を横断するときは左右の確認はしない人間だ。小学生の頃、通学路で旗を持ったおばさんから「右よし、左よし、もう一度右よし、さあ渡りましょう」などと指導されると「けっ」と思っていた。じゃあ、どうやって確認するかというと、音に頼ってきた。エンジン音で車が来ているかどうか判断するわけだ。さすがに車を運転している時は確認するが、自転車なら左右は確認しない。今までこれでやってこれたし、こうしてちゃんと生きている。ところが最近、この方法が通用しなくなってきた。年齢と共に私の聴力が落ちたというのもあるだろうが、それ以上に車の性能が向上し、エンジン音が静かになったからだ。それに加えてエコカーが徐々に普及し始めているが、これがまた実に静かである。今日も跳ねられかけたのはプリウスだった。その点、マフラーなどを違法改造した車は十字路にさしかかる前からその存在をアピールしてくれるので、私にとっては逆に安全だ。左右はちゃんと見なくちゃなあ... そうは思うものの、長年の癖はそう簡単に抜けるものではない。このサイトがある日突然更新されなくなったら、私がエコカーにでも跳ねられたと思って下さい。

2.24
TVはあまり見ない方だけど、最近ある番組を毎週見るようになった。TOKIOのやってるガチンコ倶楽部(だったかな?)ていうやつ。街の不良を三ヶ月でプロボクサーに育てようというコーナーがあるんだけど、これが面白い。毎回ハラハラしながら見てしまう。彼らがコーチに対してやたらとデカイ態度なんだけど、やっぱりあれは多少カメラを意識してるのかな?コーチの竹原さんもいいね。「おまえ、TVの前じゃ思うて殴らんとでも思うとんか...パコーン!!」私がもし女だったら惚れるタイプだ。現役時代の試合ぶりを是非見てみたい。最後はテストに受かって涙ながらに「コ、コーチ、ありがとうございましたっ!!」ってガチッと抱きあうんだろうか?こうなるとこっちもうるうるしてしまいそうだ。と、同時にこの番組見て思ったんだけど、最近のTVの編集の仕方って特徴があるね。これが、実にうっとうしい。流れの中で何かハプニングがあったところで上がり口調のナレーションと共にCMに入る。そしてCMの間「次はどうなるんだろうか?」と、しばし待たされる。まあ、これは昔からどこでもやってる手法だからいいだろう。で、CMが終わる。次がいけない。必ずとい っていいほどCMに入る前の三十秒ほどのシーンをもう一度流している。これがかったるい。ここぞというシーンでやるのならいいけど、CMのたびに毎回毎回だ。もう一つは、セリフのポイントポイントをスーパーで入れるやつ。これは別にうっとうしいとは思わないけれど、海外でもこんな手法は使っているのかな?心理学的に意味があるそうだが、編集する人も昔に比べて手間に違いない。一番最初にこの手法を使った人は「俺は業界に新風を起こしたぜっ!!」などと鼻高々なことだろう。ちなみにガチンコは毎週火曜にやっているので格闘技好きの方はどうぞ。

2.16
予定時間を大幅にオーバーしたものの、母の手術が無事に終わった。

親戚や友人が帰ると、父と二人きりになった。「どっかで飯でも食おうか?」私はちょっと照れながら言ってみた。「そやな」二人して外で飯を食うなど何年振りだろうか。あれは高校生の時だったか、甲子園球場にジャイアンツ戦を一緒に観に行って以来になる。確かあの夜は駅前の養老の滝に寄った。当時、既にビールの苦みの美味さを知ってはいたものの、父の手前もありコーラで焼き鳥を食べたのを思い出す。あれから十年以上が経ち、今夜は堂々差し向える。私たちは小じんまりした居酒屋に入り、生ビールで乾杯した。「とりあえず良かった」「そやな」「でも大変なのはこれからやな」「そやな...でも、とりあえず良かった」「そやな...」

駅前で父と別れた私はまだちょっと食べ足りなかったので、最後はラーメンで締めようと一時期よく通った店に向かった。と、その道中、一台の自転車が後ろから突っ込んできた。振り返れば茶髪のロン毛に日焼け顔、後ろにも似たようなのが乗っている。彼らは謝るどころか、攻撃的な視線で私を睨んでくる。その横っ面に軽く回し蹴りでも入れてやろうと右の踵を浮かせたが、途中で力が抜けた。それまで、絶えず心の片隅にあったわだかまりが今日綺麗に流されて、非常に清々しい気分であることを思い出したのだ。彼らの無礼など、今の私には取るに足らない問題であった。無言で彼らに背を向けると、再びラーメン屋に向かって歩き始めた。今、私の母は病院のベットの上で生きている。

2.9
今朝、大阪は雪が積もった。雪国のそれとは比べものにならないが、私の住んでいる地域では滅多にお目にかかれない光景なので新鮮だ。出勤途中、前にミニスカートで厚底サンダルの女性がいた。見ていると、危なかしくてしかたがない。「こんな日に厚底サンダルなんて、よほどバランス感覚があるのか、それともただのアホか?」そんな彼女は、案の定、坂道でコケた。「やっぱりやりやがったな」紳士たらんとする私は歩み寄り「大丈夫?」と手を差しのべた。彼女は「はい、大丈夫です」と照れながらも素直につかまってきた。そして、グイと力を入れたら私もコケた。ちなみに白だった。まあ、これで恨みっこなしか。

深夜1:45より「背徳小説」という映画が関西系毎日放送4chで流される。タイトルだけではピンとこないだろうが、SM系の官能作品である。一度見たことがあるが、確かイタリア映画だったと思う。過激なプレイのシーンはないものの芸術性が高く、当サイトにお集まりの皆さんなら興味深く鑑賞できることでしょう。今から目覚しを1:45にセットして睡眠を取ることをおすすめします。ご覧になったM女性の方の感想など、お聞かせ願いたいものです。

2.3
携帯が鳴った。母だった。「も、もしや、容体が悪化したのかっ!!今すぐ病院に来いということなのかっ!!えらいこっちゃ!!のんびり昼飯など食ってる場合じゃないぞ!!でもちょっと勿体無いぞ、この空揚げ。いや、待てよ...もしそうなら、本人が電話してくるはずがない。何だ、何だろう?いずれにしても悪い知らせか....(0.7秒)」母は今、大手術に備えて入院している。私がそう思うのも無理のない話だ。それに家族が私の携帯を鳴らすなど、年に数回あるかないかである。「どうかした?」私は恐る恐る訊ねた。「あんな、今度病院来る時におはよう朝日の本買ってきてくれへんか?」「おはよう朝日の本?何それ?」「レジで聞いたらわかるやろ。頼むで。ガチャ」切れた...。十円一枚で携帯にかけてきたのだろうか?けれども、とりあえずはひと安心。ただの昼飯が急に贅沢に感じられた。今日は仕事が終わるとまっすぐジムに行く予定だったけれど、夕刻何となく駅前の本屋に足が向き、何となくおはよう朝日の本を探している自分がいた。あった。要するに朝日放送のおはよう朝日ですという番組が活字になったやつだ。パラパラめくるとグルメ情報も載っている。母 が読み終わったらもらおう。本も手に入ったので、私はジムを中止して母の見舞いに行った。大部屋の病室に入ると父も横にいた。父は母が病気と知るや否や長期休暇願いを出し毎日看護についている。まさに理想の夫婦だ。「何でおやじに本を頼まなかったのだろうか?」ちょっとそう思ったが、仲睦まじい二人の姿を見せられては、そんな思いもすぐに何処かへ飛んでいった。

2.1
「神座」という漢字を見てすぐに「カムクラ」と読めるのは関西人の証だが、最近その神座が妙に元気いい。神座とはラーメン屋の名前である。昔から行列はできていたものの狭い路地でほっそりと営んでいたイメージがあったが、今では「目標○×△店舗!!」などと昔あったヒグチ薬局ばりのTVCMまでオンエアしている。これも時代の流れか。今じゃ、ラーメン屋というのは一獲千金のイメージがあるからね。それにしてもTVのラーメン特集などを見ると、何だか関東に美味いラーメン屋が集中しているようで不条理を感じる。以前、TVチャンピオンで和歌山の井出商店が大賞に輝いた時は関東に一矢報いたようで嬉しかったが、その後井出商店はラーメン博物館に二号店を出した。何でキタやミナミには出店してくれんのですか、井出商店さん!?彩華ラーメンも上本町などとけったいな場所に出店せずにキタやミナミに出して欲しかった。そうだ、一つ思い出した。以前、長堀橋を歩いていると「菜華ラーメン」の暖簾が目に入った。「おおっ、こんなところに彩華ラーメンができたのかっ!!」私はまんまと引っ掛かったのだ。そりゃあ間違えるよ、これじゃ。どうりで空いてると思った。味 は....書くまい。


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