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18日

昨今の流れを見ていると、とりあえずお笑い芸人の世界を目指すというのも一つの悪くない選択だ。

有名で金持ちになり、いい女を抱きたい、いい車に乗りたい、美味しいものを食べたい...

もちろん今でもそのような動機が最たるものなのかもしれないが、例えば映画監督になろうと思えば長年の下積みを経てもやっとこさなれるかどうかの狭き門だろう。

それがお笑い芸人経由であれば苦節ウン十年をいとも簡単にショートカットしていきなり監督デビューだ。

画家しかり、作家しかり、役者しかり...

更には、ここにきて政治家という選択肢まで出てきたではないか。

もしも村本氏が次回の衆議院選挙に出馬すれば若い世代の圧倒的な支持を得るだろう。

たから、高校を卒業してプラプラしているような連中には、興味があるかないかは横に置き、とりえずお笑いの世界に飛び込むというのもありだと思うがな。

才能はなくとも相方に恵まれれば良い世界でもあるので、運の世界という側面もある。

25歳くらいまで頑張ってみて、それでダメなら改めて公務員試験でも受ければいいのではないか。

というようなアドバイスをたまにしてやるのだが、未だ実行したやつはいない。


11日

年末の福井旅行は蟹もさることながら、寒ブリもとても美味しかった。

寒ブリと言えば氷見が有名だが、要するに日本海で泳いでいたブリがどこの港に揚げられるかどうかの話だ。

福井の寒ブリも十分に旨い。

特に寿司屋ではブリトロとも言われる腹の部分を厚切りの刺身で食べるのが最も美味しいと思う。

ぶり特有の独特の酸味と旨味がたまらない。

寿司ネタとしても最高だが、店によってはブリの脂を和らげるために置かれることの多い大根おろしがいいアクセントになっている。


セイコ蟹も旨かったな。

(地方によってはセコ蟹等々、要するにずわい蟹の雌)

ただし、蟹の本場で出回っているセイコ蟹には雄蟹同様のタグが付いており、一杯2、000〜3,000円程度する。

その分、型も大きく、腹の卵ははちきれんばかりだ。

これも2杯堪能した。

セイコ蟹は濃厚な味もさることながら、宝石箱のような美しさがある。


その他あれこれ食べたが、この店に寄らなければ福井に行った気がしない、それが秋吉。

焼き場さん、ドリンクさん、板場さん、社長等々、独特の喧噪に包まれて純鶏やシロを食べれば、

「ああ、今年もまた福井に来たわ...」

と、しみじみ思う。

福井旅行の際にはぜひすすめたい素敵な店だ。


1日

年の暮れ、親友と呑んだ。

あれこれ話したが、一つ意外な言葉が聞かれた。

「定年退職したら老後に必要なのは○千万円、だからあまり無駄遣いもしてられん」

若い頃には刑務所まで入った暴れ馬も、ついにこういうことを言うようになったのかと内心思いつつまた一杯。

ならば、こいつとの飲み代くらいは俺が出せばいいだけのこと。

こいつが定年退職したら、あちこち旅にも誘おう。

俺は老後のことなど全く考えていない。

何とかなると楽天的に考えている。

更に言えば、そもそも俺には老後など存在しないと思っている。

もし何も食べるものがなかったり凍え死にそうであれば警察でも市役所でも地元の議員の事務所にでもどこでも一本電話を入れて「死にそうなんです」と伝えればいい。

それだけのことではないのか?

俺はそう思うが。

電話がない?

それは屁理屈というものだ。

ならば這っていけ。

老後に○千万円必要だからとせっせと節約に励んでいる者には、たくさん金を貯めるよりもたくさん思い出を貯めろと言いたい。

その結果、俺のように貯金の残高がさえなくてもいいではないか。

俺はそう思うが。

これも俺がこのサイトで散々言っている、死ぬ時に後悔しないための一つの指針だ。

今年もたくさん思い出を貯めたいと思う。


思い出を貯めるという意味において俺がこのサイトから受けた恩恵は計り知れない。

同時に、たくさんのM女にも俺は思い出を与えたことになる。

今年もあれこれ刻み刻まれるのだろう。

その全てが楽しみでならない。

今年もよろしく。