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28日

ヨドバシカメラ梅田店の目立つ場所に置いてある有機ELテレビの画面がめちゃくちゃ綺麗だ。
メーカーが作ったサンプル映像なら大した関心も抱かないのだが、デモで流れているのはブルーレイ版STARWARSエピソード3で「え?この映画ってこんなに綺麗な映像やったん!」と誰が見ても驚くはず。
もはや映画というよりも、目の前で起こっている現実...あの映像を敢えて言葉にするならこんな感じか。
とにかく、隣に置いてある最新の液晶テレビの映像とは別次元の美しさだ。
ただし、当然値段もただごとではなく、おそらく50インチ程だと思われるが1,000,000円とある。
それでもあの映像なら妥当な値段ではないか、とさえ思う。
やがてあのクオリティーの映像が一般化するのだろうか?
だとしたら、家庭で見るブルーレイ映画のクオリティーが凄まじいものになる。
何せヨドバシで見たそれは空気さえ見えているような気がして、あそこまでくればもう劇場で観たのとは全く別映像だ。
ところで有機ELの有機って何だ?
まさか微生物が入っているわけでもないだろうが、映像に度肝を抜かれたのでちょっと調べてみよう。

25日

こうも寒い夜には鍋が最高だが、中でも俺が最も重宝しているメニューが鍋焼きカレーうどん。
鍋だと多少作るのが手間だが、カレーうどんであれば最低限うどん、豚肉、玉ねぎを入れれば鍋として格好が付く。
後は冷蔵庫の中身と相談して適当に入れれば良い。
俺が好んで入れるのは海老天、玉子、うす揚げ、焼き餅、きのこ類。
カレーの味付けはルー1個と100円ショップで売っている顆粒の激辛スープカレーの素又は激辛チキンの素を適量。
ピザハットの余ったグリーンソースやらガラムマサラ等で更にスパイシーに仕上げれば冷えた体を暖めるにはこの上ない冬の一品である。
とはいえ、俺の晩飯は必ず風呂の後なので体が冷えているということはなく、よって、鍋焼きカレーうどんの日は部屋の暖房は全て消してから風呂に入るようにしている。
暖房の効いた部屋で鍋焼きカレーうどんなど、暑がりの俺には拷問だ。
部屋を冷やしたところで食べ進めれば途中から汗が滲んでくる。
ここですかさず冷凍庫に入れておいた凍る直前の缶ビールの登場だ。
これが激辛なのでこれが旨い、たまらなく旨い。
こうなると暖まりたいのか冷えたいのかわから無いが、美味ければそれでいいではないか。
カニやフグがなかろうとも冬の至福の一杯ここにあり、だ。

21日

俺は今まで宝塚歌劇には全くと言っていいほど興味がなかったのだが、先日、阪急電車の車内吊り広告にて「雪組公演:るろうに剣心」なるものが目に付いて、人生初めて興味を覚えた。
阪急電車の宝塚歌劇広告は沿線住民にとっては見慣れたものであり、今までベルバラやら何やらと散々目にしてきたが、今回のるろうに剣心で初めて「チケットいくらやろ?」とまじまじと広告を見た。
が、値段は載ってないのだな。一階S席12,000円、二回A席8,000円くらいと察するが、どうだろう?
俺のような宝塚興味なし男でもこうやって興味を持つのだから、るろうに剣心とはいいところに目を付けたものだ。
おそらくは大ヒット公演になるだろう。
値段が手頃で容易に手に入るようなら久しぶりに宝塚まで行ってみようか。
宝塚のちょっと手前の清荒神、いわゆる「こうじんさん」にはちょくちょくお参りに行くのだが、宝塚に行ったのは二十歳頃にワウホールで観たのが最後だ。
ワウホールとは宝塚大劇場の隣にある小規模劇場で、割安で宝塚の世界に触れることができる。
以来全く行っていないということは、少なくとも当時の俺にとって宝塚の世界はあまり魅力的でなかったようだ。
とはいえ、時折阪急宝塚線や神戸線でおそらくは劇団員か宝塚の生徒だと思われるショートヘアが恐ろしく似合った中性的な麗人のグループに遭遇すると、周囲を圧倒するオーラを放っている。
舞台ならまだしも、現実的な日常空間で彼女たちを目にすれば、そこだけまるで異世界のようだ。
それほどまでに目立ちまくっており、車内中が彼女たちに釘付けになる。
最も、先方も慣れたもので、そんな周囲からの刺さるような視線などどこ吹く風で楽しくお喋りをしている。
女性が夢中になるのも無理はないな、と思う。
まあ、とりあえずはチケットの値段を調べてみるとしよう。

18日

ここ最近、俺がよく通っていた焼き肉「五苑」難波店にめっきり行かなくなった。
というのも、好物の「あばら」は健在だが、「炙りカルビ」がメニューから消えてしまったから。
俺は「炙りカルビ」をさっと炙ってから「ネギネギサラダ」を巻いてポン酢で食べるのが大好きだった。
一度だけ「あばら」と生中を食べに行ったが、主役の一人が消えてしまったようで、俺にはもう以前の五苑ではなかった。
いわゆる格安の焼き肉屋だが、俺はそれらが食べたくて通った。
「食べたい料理が安い」というのと「安いから食べたい」では天と地ほどの意味の違いがある。
生中も1杯190円なので、「炙りカルビ(380円)」と「あばら(480円)」を食べたいだけ食べ、生ビールを飲みたいだけ飲んでも5,000円を超えたことは決してないというありがたい店だった。
俺の中でまた一つ名店が失われてしまった。
世の中、何事も変わらずにはいられないのか?
ただし、五苑はちょこちょことメニューのリニューアルをしており、またの復活ということもなくはないかもしれない。
「炙りカルビ」は絶対に人気メニューだったはず。
復活を待つとしよう。

14日

最近、金沢名物鳥野菜味噌のCMを関西で頻繁に目にするようになった。
このCMを見て思ったこと...
1:旨そうだ、福井のスーパーでも売ってそうだから年末の旅行の土産にしよう、ちゅうか、CMが流れているくらいなので、こっちで普通に買えるのか?
2:金沢の注目度が急上昇したのはわかるが、それは主に関東方面の人々ではないのか?
関西には以前からサンダーバードなる特急があって簡単に北陸へ行けるからな。
要するにこのようなCMを関西にまで流せるということは、CM料金が相当下がっているということなのだろうと結論するしかない。
CM一本がどれくらいするのか知らないが、とにかく昔に比べて激安なのだろう。
とはいえ、クツクツと旨そうに鍋が煮えている鳥野菜味噌のCM効果は抜群だったようで、少なくとも俺はそれが食べたくて仕方がない。
明日は仕事が終わったら何軒かそれを求めてスーパーを巡ってみようと思う。
鳥野菜味噌なるものが手に入ればその他は鶏肉と白菜と豆腐を買っておけば鍋として成立するだろう。
白ネギや春菊も安ければ買うとしよう。
完全に口が鳥野菜味噌を求めているので、売ってなかったら代わりのメニューを決めるのが大変だ。
代わりに家の味噌で、という気にはなれない。
俺はあくまでCMでやっていた鳥野菜味噌の鍋が食いたいのだ。
さて如何に?
注:これを書いたのは昨年末。
現在、福井駅のスーパで買った鳥野菜味噌が我が家の冷蔵庫に3袋ある。

12日

デビット・ボウイが逝った。
とても悲しいニュースだ。
海外のアーティストな中ではダントツで好きだった。
俺は元来YMOファンであり戦メリつながりで彼の曲を聞くようになったのだが、俺の青春の様々なシーンにのあちこちには彼の曲があった。
それぞれの曲にそれぞれの思い出が詰まっている。
中でも思い入れの強い曲は「blue jean」と「loving the alien」。
彼の最後となった日本ツアーを大阪城ホールで体験できたことは結果的に宝となった。
生で聴くと、CDよりもおそろしく歌が上手いと思った。
それもボウイらしさなのだろう。
スーパースターが逝くというのは悲しいね。

7日

俺がおすすめするおせちのとても美味しい食べ方を伝授しよう。
やり方は極めて簡単。
正月2日か3日にお節をジップロックに別に取り置きしておき、それを正月気分がすっかり抜けた頃に食べる。
たったそれだけ。
これがしみじみ旨い。
2日や3日に飽きを感じながら食べるお節ほど勿体ないものはない。
俺は無理矢理に食べることは絶対にせず、そうなれば近所のスーパーに刺身でも買いに行く。
いまどきは2日から営業してるしな。
一旦舌をリセットし、正月気分が抜けた頃に食べるお節がなぜこれ程までに美味しいのか、未だに謎だ。
元旦に食べるそれよりも遙かに美味しいので、一度やってみ。
ちゅうか、この話は正月前に書くべきだったな。

5日

新年あけましておめでとう。
今年はとても素晴らしい一年になりそうだ。
というのも、年末の福井旅行の際、車窓からとても美しい虹を見たのだ。
普通虹を見るといえども、下の部分だけだったり、ところどころ途切れていたりするものだが、その虹は完全な輪になっており、天気の良さとも相まって俺が過去に見た虹で一番美しいものだった。
それだけではない、俺の乗った新快速列車敦賀行きは何とその虹の輪をくぐるように日本海へと向かったのだ。
その瞬間、俺は美しいとか何とかいう感慨を取り越して神に祝福されていると明確に感じた。
そして全身が宙に浮いたようなフワフワとした感覚になった。
このあたりのプラス思考が俺の性格の得な部分だとは思うが、けれども、実際にそうなのだろう。
俺は確かに神の祝福を受けたのだ。
今年はとても良い一年になる、そうはっきりと確信できる。
この先更に何が起こるのか、とても楽しみだ。
というわけで、今年もよろしく。