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30日

今年も年末にNHKドキュメント72時間SPを放送するようだ。
一応言っておくと、定点観測ロケのドキュメント番組で、その中から視聴者がもう一度見たいとリクエストがあった放送回をベスト10のランキング形式によりノーカットで朝まで一挙放送するというものだ。
今年もどうせあるだろうということで通常分の放送は見なかったが、一度だけそのタイトルに我慢できずに見てしまった回がある。
北海道だったか東北だったか、凄まじい猛吹雪の中、街の人々に愛されている昔懐かしいそば/うどんの自動販売機の72時間を観察した回だ。
ベスト10に入っているものと期待するが、さてどうだろう。
とにかく、この日ばかりは徹夜で朝まで番組を見ることになるので、しっかりと昼寝をしておく必要がある。
夕方に北陸旅行から帰って放送開始まで寝るというのがベストパターンなのだが、今年はどうなることやら。
おそらくはネタ切れを考えればこの特番も今年が最後ではないか。
そして番組フィナーレはベスト・オブ・ベスト。
「鶯谷の24時間居酒屋」もまたぜひ見たいものだ。

26日

急に冷え始めてついに大阪にも冬がやってきた。
毎朝、夜明け前の緑豊かな場所で瞑想するのが俺の日課だが、つい先日までは四方八方から聞こえていた秋の虫の音もたった一晩でずいぶんと減ってしまった。
先週末は半袖で梅田の街をうろついても特に浮くことはなかったが、今週末はみな冬一色のファッションだろう。
これで、阪急百貨店のクリマスマス模様一色のショーウインドウも違和感がなくなってくる。
毎年秋の気持ちのいい時期は一瞬で過ぎ去るものだが、今年の秋は随分長かったな。
とはいえ喜んでばかりもいられない。
これも温暖化の一つの現象だろう。
温暖化で秋が長くなるのは結構なことだが、日本近海から鯖や鰯がいなくなって青や黄色の美しい魚ばかりになってしまったら大変なことだ。
まあ、俺が生きている内は大丈夫だろうが、この先、日本の食文化もどうなることやら。
現に、フランスのボルドーではワインに最も適した葡萄を栽培できる土地の位置が年々ずれてきており、この調子ではいずれワインの名産地が変わることもあり得ると聞く。
このまま温暖化が進めば、これは世界中のあらゆる品種で起こることでもある。
とはいえ、地球という星は定期的に大寒波に襲われて生物に壊滅的な打撃を与えてきた長い長い歴史があるので、広い視野に立てば何かと生命が繁殖しやすい良い時代であるとも言える。
何の因果があったのか、食と色を楽しむにはあまりに恵まれたこの特異な時代に生まれたことに感謝したい。

23日

大相撲九州場所、時間の許す限り中継を楽しんでいたが、今年から臥牙丸関について行事呼び出しの際の言い方が変わった。
以前は出身のGeorgiaを「グルジア」と発声していたのが「ジョージア」に変わったのだ。
これは日本相撲協会が変えたというよりも放送委員会か外務省かどこかで決めたのだろうが、ジョージアと聞いて真っ先に思い浮かぶのはアメリカのジョージア州だ。
変更を知らない人が聞いたら彼はアメリカ出身の力士であると勘違いするだろう。
グルジアを今更ジョージアに変更するのであれば、他にも変更すべき国がたくさんあるのではないか。
身近なところで言えばTurkey。
グルジアの例に習えばターキーだろ。
さすがに国の名前が七面鳥では具合悪いか。
モスクワも違和感あるな。
Moscowならモスカウ又はモスコーだ。
現に、かの開高健は一連の著書でモスクワとせずにずっとモスコーと書き続けていた。
最も、ロシア語表記ではマスクヴァーと発音するようなので、これがモスクワと聞こえるのだろう。
さて、白鵬の相撲を見ることができるのもあと何場所あるだろう?
伝説の力士になること間違いなく、残り少ない機会をしっかりと目に焼き付けておきたいものだ。

16日

新しく何かを学ぶというのは実に楽しいものだ。
週末は蕎麦屋酒を二合たしなんだ以外は家にこもりっきりでひたすらワードプレスを勉強していた。
結果、二日間を投資した対価としては十分過ぎるものを得た。
ワードプレスとはこうやってネット上でサイトやブログを公開するためのオンラインソフトなのだが、各種変更がめちゃくちゃ楽やな。
今の俺のサイトではコーナー一つ増やす度に全ページの修正が必要なのだが、これがWPだと一瞬で終わる。
みんなが使うのも納得だ。
俺のサイトも徐々にWP化しよう。
ちなみに、俺の家から徒歩二分の場所に蕎麦屋酒に耐え得る店が一軒ある。
これは実にありがたい。
この二日間集中できたのは土曜日の天気の悪さと、この店のおかげだ。
俺的にはこの一点のみでも我が家の土地評価額は1.5倍だといえる。

9日

週末は梅田にいたのだが、毎年この時期の服装のカオス振りはなかなか面白い。
俺のように未だ半袖でうろついているやつがいると思えば、ダウンジャケットやコートにマフラーを巻いている女性等々、季節感が滅茶苦茶だ。
百貨店のショーウインドウは早くもクリスマスの飾り付けで、生ぬるい空気の中で何やら年の瀬の気配さえ早くも漂っている。
今日もとても暖かかったな。
一日半袖で十分過ごせた。
少なくとも俺にとってはまだ初秋といったところ。
紅葉に囲まれたベンチで快適に過ごせる最後の時間を今少し楽しみたいと思う。

2日

週末のハロウィンはなかなか凄かった。
心斎橋筋商店街にいたのだが、数年前までは驚きと好奇の目で彼女たちも、今ではどんなゾンビメークやスプラッタ衣装で商店街を闊歩していてももはや驚きさえしなくなった。
しかし同日夜、さすがに京都ではこのような光景はほとんど見なかった。
大人し目の衣装は見たものの、さすがにスプラッタナースはいなかったな。
あるいは、俺がいたのは木屋町界隈だったので、商店街の方にでも行けばゾンビが闊歩していたのだろうか。
毎年ハロウィンになると同じことばかり書いているが、今年もまた書こう。
仮装のどさくさに紛れてM女を鎖に繋いで繁華街を引き回したらさぞ楽しいだろうな。
まあ、いつかやろう。


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