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30日
本日初蝉を聞く。

25日
先日、TVを見ながら晩酌をしていると幕張の最新ゴミ収集システムが紹介されていた。何でも地下を通ったゴミが特定の場所に集められ、それが直接ゴミ収集車に移されて運ばれて行くのだそうだ。これにより幕張地区ではゴミが住民の目に触れることはなく、もちろん臭いも皆無。ナレーションの最後では「野良猫や野良犬が一匹もいない清潔な町である」と誇らしげに締めくくっていた。そうか?まあ、人によってはそうなのだろう。野良猫や野良犬と聞いて真っ先に思い出すのは台湾だ。俺は台湾の首都である台北にした行ったことはないが、先進国の首都でありながら野良猫や野良犬が大都市の中で悠然と生きている光景を目にして実に素晴らしいと思った。完全に街や人々と共存している。というか、人々が彼らを受け入れている。それだけ台湾の人々の心が荒んでいないいない証だろう。野良猫は言うに及ばず、野良犬が道のど真ん中で昼寝していることもしばしばなので時折踏みそうになる。首都台北でさえこんな具合なのだから地方は更に大らかなのであろうことは容易に察しが付く。今や日本では野良猫や野良犬はとても住み難い現状にある。もし幕張にでも迷い込めば運良く拾われるか、さもなければ保健所呼ばれて終わりだろう。俺が台湾に惹かれるのは食もさることながら、街や人々の大らかさにもある。青空市場はそのほとんどが違法であり、警察関係者がやってくると一斉に散らばってどこかに行ってしまう。とはいえ、みんな屋台やリヤカーを引いているので、追いかけて捕まえるのは実に簡単なことである。にもかかわらず、警察は特に追いかけることもなく通りの端まで行くとどこかに姿を消す。するとまた屋台やリヤカーが徐々に戻ってきて元の賑わいを見せ始める。御上としては一応散ってくれればそれがメンツが立つのだろう。そんな微笑ましい光景を何度見たことか。よって、青空市場でのB級グルメでは料金を先払いしないことだ。彼らは調理中でもダッシュで隠れるので払い損になる。そんな愛すべき台湾へ今年も4泊5日で行ってくる。帰ってきたらまたあれこれ雑記で紹介しようと思う。

22日
やはりエクスペディアにて申し込んでしまった4泊5日の台北旅行。まだ食べたことのないB級グルメがたくさんあるので今回こそはそっちを中心に食べまくりたいのだが、前回もそう思いつつ、つい「またあれが食べたい」と同じ店に行ってしまった。言い訳ではないが、次にまた食べられるチャンスが来るのは一年後なので致し方ないといえば致し方ない。中でもこれを食べなければ台湾に行った意味がない、というくらいに気に入ったのが○味(○は漢字変換不可、ルーウェイ)だ。豚の肉や内臓、野菜を中心にした雑多な煮込みで、自分で好きなだけ具材を容器に放り込んでその場でグツグツと煮てもらう。店によっていろいろな味があるようだが、オーソドックスなのは醤油味に八角や五香粉、その他スパイスが加味されてこれが実に旨い。特に豚の皮が絶品だ。日本料理店での鰻重はもう止めようと思う。いくら安くて美味いとは言え、日本でいつでも食べられる。一旦申し込んでみると俄然楽しみになるものだな。あと一ヶ月弱。初回の台北旅行に際して作成した料理単語カードでまた勉強を再開するとしよう。俺は写真付きのメニューが置いてあるような店には行かないので、ある程度勉強しておかないと飯、麺、汁の区別と水餃子くらいしかかわからない。ちなみに、日本のラーメンを食べに来た外国人観光客が最も困るのは券売機だそうだが、彼らの間には「迷ったら左上」という黄金法則があるらしい。確かに半分は当たっているが、このゴールデンゾーンは店が売りたい商品が設定されている場合がほとんどなので、無駄に全部乗せなどを頼んでしまう可能性が高い。旅先ではご当地ならではのいろいろな料理を食べたいものだし、注文すべきはオーソドックスな一杯が理想だ。料理名の意味だけなら一月あれば十分なのでしばらくは励みたいと思う。

18日
6月後半は連休が取れそうなので台湾、あるいは香港か上海にでも行けばいいのだろうが、なにぶん俺は暑いのが苦手なので足踏みしてしまう。まあ、代わりに福井で越前蕎麦と焼き鳥もいいのだが、今回は舞鶴で岩牡蛎を食べるのもありかな、とも思っている。最も、暑いのが苦手といったところで7月の5連休はせっかくだしどうせまた台北にでも行ってしまうのだろうな、などといささか他人事のようだ。そういえば、一つ言うのを忘れていたことがある。4月1日の雑記にて「2泊3日shadowと行く台北グルメとSM乱交ツアー」の募集をしたのをご記憶の方も多いと思う。俺としては完全にエイプリルフールの冗談のつもりだったのだが、到って真面目な参加希望や問い合わせ、行けなくて残念ですといったようなメールが少なからず届いたのには驚くやら申し訳ないやらで、ここで詫びておく必要があるだろう。俺としては完全にシャレのつもりだったのだが、そもそもこのサイトの内容からして誤解を招いてしまったようだ。申し訳ない。

15日
畑では親父が毎年トウモロコシの種を蒔いておりしっかり実も成るのだが、未だ口にしたことがない。というのも、身が育って辺りにトウモロコシの甘い香りが漂い始めるとカナブンがあちこちから寄ってきて、彼らは葉をより分けて中の方にまで進入する始末。毎年、毎年決まってこうなる。カナブンの主食が何だか知らないが、余程美味しいのだろう。カナブンがたかったそれは一種異様な光景ではあるが、どこか微笑ましくもある。トウモロコシの美味しい食べ方と言えば、焼いたり茹でたりが最もメジャーだが、俺は時々トウモロコシ入りの釜飯を作る。包丁で粒を削いて投入するだけ。味付けはしない。ただし、炊きあがったら醤油とバターを入れてよくかき混ぜる。よく混ぜたら更に生卵1つ投入して数分蒸らすのも良い。たったこれだけ。実に旨い。

11日
庭先のコリアンダーに可憐な白い花が咲いていたかと思えば、もうすっかり散ってしまったが、「大事に育ててくれてありがとう。また次もよろしくね」と言わんばかりに花の後には大量の種がなっている。この種を全て育てたとすれば、毎晩丼鉢山盛りのパクチーが食えるだろう。パクチー好きとしてそこまで植えるスペースがないのが残念だが、ならば、誰かに分けてやろうと2、3人に声をかけてみれば「ぜひ欲しい、欲しい!」と結構需要があるようだ。肉料理と合うのは今更言うまでもないが、最も気に入ったのはナンプラーをかけた冷や奴に乗せて食べること。見た目も綺麗だし、何より肉料理よりもストレートにナンプラーの風味を楽しめる。ちゅうか、これ既に書いたか?あるいは、誰かに話しただけか?わからん。

8日
俺にはとてもアクティブな友人がいる。そんな彼が先日、英語もろくに話せないというのにオーストラリアでスカイダイビングの免許を取って帰国してきた。彼は以前にもバックパッカーとしてアメリカ中を放浪したり、木下大サーカスの団員として全国を旅したりと、どうも一カ所に留まることができない性分のようだ。その行動力を賞賛すると、意外にもその原点は俺であるとの答えが返ってきた。彼とはまだ若かりし頃一緒に南西諸島を放浪したことがあって、それまでの彼の旅の概念では行き先と宿くらいは事前に決めておくべきという考えがあったようなのだが、俺との旅を経験して「最低限の金さえ有ればノープランでも何とかなる」ということを学んだらしい。しかし、この教訓を海外で決行したところに彼の凄さがある。俺がノープランで旅をするのはあくまで国内のみの話だ。全くのノープランで異国をあちこち放浪するまでの度胸は俺にはない。なので、俺は海外放浪の旅行談を聞くのが好きなのだが、俺のまわりにいるのは彼一人くらいだ。そんな彼も東京へ行ってしまうのが残念。一度は東京で暮らしてみたいそうだ。こういう男に惚れた女は苦労するだろうな。

4日
先日の新聞に「アメリカの警察官、5月までに385人を射殺」というのがあった。記事的には、その多くは黒人やマイノリティーであることに対する問題提起のようだったが、その人数は別にして、警察官という存在は決して威圧的であってはならないが、かといって犯罪者からナメられてもいけない。その点、日本の警察官はといえば、かなりナメられている印象を受ける。最もよく目にするのは、違反の原付バイクをパトカーで追いかけ回している光景だ。「前の原付、停まりなさい!!」という拡声器からの命令は完全に無視され、いずれ袋小路にはまるまでひたすら追いかけるしかない。アメリカでは考えられない光景だ。向こうなら車で体当たりするかタイヤでも撃つだろう。仮にそれで大怪我や死亡したところで全ては逃げた方が悪い、そんなスタンスだ。俺もそれでいいと思う。最も、日本の社会全体にあるそういういった甘さやぬるさが住みやすい国にしているのもまた事実だろう。女性にはピンとこないかもしれないが、銭湯に行けば男湯では入れ墨で一目でそれとわかる人を今でもごく普通に目にするが、欧米のマフィアは自分がその構成員であることを決して公にはしないそうだ。日本では国を挙げて暴力団撲滅運動を推進する一方、庶民が銭湯でヤクザと肩を並べて一緒の湯に浸かる。つくずく面白い国だ。

1日
GWの東京旅行において都心の通勤ラッシュというものを体験した。朝、築地に飯を食いに行こうとしたら既に通勤が始まっており、電車内はすし詰め状態。満員電車に不慣れな俺は朝一番から相当な大量を削られた。東京のサラリーマンは凄いな。日々朝夕あれを経験しているのだろ。俺にはあり得ない話だ。電車に乗らなくてもいいような金持ちでないと東京はキツイ街だな。あのラッシュさえ回避できるのであれば、飲食店の充実振りは食に少なからず興味がある俺にとってはとても魅力的な街だが、飲み食いだけならたまに観光に行く程度で十分。今回の東京旅行で改めて大阪の良さを再発見した。数では東京には負けるだろうが魅力的な店は実に多く、都会ながらあそこまでの殺人的な通勤ラッシュはない。仕事帰り、郊外へ向かう路線などは一本電車を遅らせれば100%座れる。大阪はバランスの取れたいいところやな、と改めて思う。東京は人が多過ぎるのだ。俺にはたまの観光で十分。