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27日
サラ・ブライトマンのワールドツアーが始まったようだ。まだアナウンスはないが、日本公演がないということはよもやないだろう。今ツアーは10万円のVIP席があるようで、最前列及びツアー限定品付きといったところだろうか。値段からしてバックステージか楽屋ツアー、あるいはサイン会もあるかもしれぬ。さて、どうするか。一時の俺なら迷わず買ったところだが、以前フェスティバルホールへ観に行ったジョイントコンサートで口パクされて少々冷めたのも事実。先日出たばかりでオリコン1位になったウインター・シンフォニーも全盛期の声とは明らかに違う。とはいえ、今でもアルバムEDEN等はずっと聴き続けており熱心なファンなのには変わりない。まあ、10万円の内容聞いてから考えるか。お気に入りアーティストに登録してあるので、その内ぴあから案内が来るだろう。まあ、こう書いておいて何だが、今の俺にとって最も来日して欲しいアーティストはDISTURBEDだ。9月の日本公演がボーカルの体調不良で全てキャンセルになったが、もうその埋め合わせもなさそうで、次のツアーを待たねばならぬのはとても残念だ。

25日
映画レッド・クリフを観てきた。回りの評判は決して悪くはなかったのだが、俺の感想は決して良くない。曹操が負けるのは知っているわけだし、そこに繊細なストーリーがちりばめられているわけでもなく、合戦の迫力はあるものの内容はかなり単調だ。董卓はいいとして、三国志で呂布が出てこないのも寂しい。おまけに完結せぬ。LOVERSやHEROがとても面白かったのでそんな映画を期待していたのだが、全く別ものだった。知らぬ間に007の次作の公開が迫っており、嬉しい限り。俺はダニエル・クレイグのボンドはあまりに現実路線だったので1作限りで終わるだろうと思っていたのだが、この様子だと暫くは続きそうだ。どう見ても悪役面だが、また人間味あふれるボンドが観られるのは楽しみだ。

20日
俺が小学生の時、友達の母親がなかなかの人で、俺がその友達の家に遊びに行く度に紅茶を出してくれるのだが、「○○君、レモンがいい?それともブランデー?」といつも訊ねてくれた。たいていはレモンをリクエストするのだが、たまにブランデーと答えると「あら、おませね」などと言われた。実際のところ小学生の俺にはレモンの方がずっと美味しいのだが、何だか大人に扱われているようで子供心に嬉しかったものだ。今の時代、こんなハイカラは母親はいまい。下手すれば、うちの子供にブランデーなんか飲まして!とクレームものだ。つまらん。その紅茶には簡単なサンドイッチも添えられてくるのだが、それがやけに美味しく、今でも薄っぺらいパンにハム一枚挟んである英国式のサンドイッチを見るとその友達と母親のことを思い出す。残念ながら中学が別れていつしか音信不通になってしまったが、元気でやっているだろうか。

18日
今の世の中、新聞など要らぬのではないか。せいぜい番組欄一枚あれば良い。それでも作り続けているのは今更会社をなくすわけにもいかず、雇用にも広く一役買っており、家主は家主で新聞は取るものと決め込んでいる。我が家はどうせ折り込みチラシもろくに見ないので、親父に「別に取らなくてもいいのでは?」と言うものの「まあ、いいやろ」という返事。そこで俺も「まあ、いいか」と思い、ろくに読みもしない新聞が毎日届けられている次第。テレビもラジオもなければこれほどありがたいものはないと思うが、今の時代は更にネットや携帯まである。このデジタル時代にあっていつまで紙に印刷し続けるのだろうか。何事も肥大してしまうと小回りが利かなくなるいい例だな。

17日
滅多に食べぬものの俺の好きなインスタント麺BEST3は、ダントツで1位日清どんべえ天ぷらそば、2位日清焼きそばUFO、3位日清チキンラーメンとなる。全部日清だな。アルミ鍋の天ぷらうどんも好きだ。常備できないのが難点だが、カップ麺のような食後の気持ち悪さがない。気持ち悪さ?と思う人もいるかもしれないが、例えば続けて2杯カップ麺を食べてみるといい。3杯なら確信できるだろう。この気持ち悪さからして体に対するダメージも察しが付き、やはり食べぬにこしたことはない。以前、電子レンジで調理するEヌードルというのが日清から発売されていて、ラ王以上にまるで店のラーメンを食べているようで、更には気持ち悪さもあまりなかったので重宝していたのだが、PL法のあおりを喰らって発売中止になってしまったのは残念だ。

11日
ハリウッドからはアクションやらファンタジーやらサスペンスやらの映画が次々と出てくるが、その中に西部劇がないのは寂しい。全くないというわけではないのだろうが、ヒットが見込めないのだろう一向に入ってこない。俺の記憶ではまともに配給された西部劇はクリント・イーストウッドの「許されざる者」やブルース・ウィルスの「ラストスタンディングマン」あたりが最後で、もう10年以上も前のことである。似たような映画ばかり作ってないで、強くて影ありの主人公、アクション、バイオレンス、物語2転3転、悪の好敵手等々散りばめれば俺好みの西部劇ができるのだがな。監督はジョージ・ルーカスでどうだ。良質のエンターテイメントに仕上がるだろう。やってくれんかな。まあ、やらんわな。

10日
再来年のNHK大河ドラマが坂本龍馬であるとの発表があり、大いに喜んでいる。主演は福山雅治だそうで、昔同ドラマで龍馬を演じた西田敏之とは全く対照的であるが女性ファンには嬉しいだろうし、既に高視聴率が約束されたようなものだ。ただし、困ったことに日曜夜8時といえば俺の好きな番組の一つである新日曜美術館と時間が完全に被ってしまうので、毎週どちらかを録画で見なければならない。NHK大河ドラマはもはや時代物しかやらなくなったが、来年の大河は誰なのだろう。昨今のブームを反映して武将なのだろうな。いっそのこと三国志などやってくれれば嬉しいのだが。

6日
白い巨塔があまりにも面白かったので同じ医療ドラマということでチームバチスタの栄光を見てみたが、内容といい役者といい格が違う。白い巨塔は気合いを入れまくった記念ドラマだったので比べるのは少々酷か。唯一、仲村トオルがいい味を出している位であとはダメだ。それでもつい見てしまうのは、我々一般人には手術室の様子など見る機会は決してないが、例えドラマであれその様子がわかるのはとても興味深い。昨今の人手不足でその年収が院長よりも高いと新聞にあった麻酔医の仕事はなるほどあんな具合なのかとよくわかった。そういう種々のサポートの上に主役を張っているのが外科医で、さながらコンサートのソリストと言える。以前ある看護士から、普段はさえないオヤジだが一回数百万の手術をしている姿はとても素敵だという話を聞いたことがあるが、なるほどああいうことか。医療ドラマの視聴率がいいのは男誰もが叶わぬ憧れを持って見ているからかもしれない。

4日
ビックやヨドバシに行くと嫌でもデジタルテレビが目に入ってくるが、何せ俺の部屋にあるのはブラウン管式のハイビジョンだから、どんな高画質を歌った最新の機種であれ画質が荒く見える。確かに奥行きと重さはあるが、ハイビジョンは昔のブラウン管方式の方が綺麗だったのだ。特にソニーのトリニトロン。最も、ブラウン管なので50インチを越える程の巨大なやつはないが、それでも38インチならあった。並の部屋ならこれでも大き過ぎる位だろう。ヤフオクで見たら旧式のレッテルを貼られているのか、とても安い値段で取引されている。まわりにはデジタル買うならブラウン管式にしろとアドバイスしているのだが、やはり皆最新の薄いのがいいようだ。よって、たまに友人宅の居間に上がったとき「これ新しく買ってん」と液晶なりプラズマなりを見せられると、「デジタルなのにずいぶん画質悪いな」と内心思うが、わざわざローン組んで買った友人に対して決して口に出さぬことは言うまでもない。

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