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30日
GWの旅を画像で紹介してきたが、まだようやく半分程度なのでキリがなく、ここらで一旦切り上げようと思う。
最後に青森の公設市場で食べたうに定食を紹介しておこう。この公設市場はやたらめったら土産をいかがの呼び込みがうっとうしい函館の市場と違って、青森に抱くイメージを裏切らない素朴な雰囲気である。特に定食屋があるわけではないのだが、一軒ご飯やら味噌汁を出してくれる店があるので、買った食材と組み合わせて定食にできる。女性一人だとかなり食べにくい環境であることは否めないが、青森市内の朝飯はこれしかないと断言する。
美しかった八甲田山。
俺に強烈な思い出をくれた酸ヶ湯温泉。

24日
このかに道楽並の巨大看板からしてハセガワストアの焼き鳥弁当が並の弁当ではないことがうかがえる。
焼き鳥弁当の塩、塩だれ、たれの三種類全てをを注文。一つは直ぐに、一つは青函連絡船での昼飯に、もう一つは夜食に。カウンターの向こうには焼鳥屋の焼き台がある。ちなみに、焼き鳥弁当とあるが使われている肉は鳥ではなく豚だ。よそ者からすれば大いに問題のある名称だが、函館で焼き鳥といえば豚らしい。
出来立て三種類を前にどの味にしようか迷うところだが、ここは一番人気らしい塩を食べることにした。美味いな。ちゅうか、豚丼もそうだったが十勝の豚は本当に美味しい。ハンバーガーでそこそこ腹が膨れていたにもかかわらずぺろっと平らげた。十勝豚の焼き肉なども最高だろうと推測する。

23日
函館二日目の朝飯は別種類の海鮮丼を食べるつもりでいたが、足は飛ぶようにラッキーピエロへ。
一個目は一番人気というチャイニーズチキンバーガーを頼んでみた。甘辛の空揚げにマヨネーズがたっぷりで美味しいのは美味しいし、これが一番人気というのも理解できるが、やはり俺はアメリカンバーガー系の方がいい。
2個目は普通のハンバーガー240円を注文。美味い!パンズもパティもほぼ完璧と言えよう。とてもSサイズとは思えないコーラも確か150円だったように思う。安い!続いてフィッシュバーガーも食べたかったのだが、既に腹が膨れかかっており、隣のハセガワストアにて焼き鳥弁当も食べたかったので断念。次回はベーコンが入ったやつも含めてあれこれ食べてみたい。

19日
函館といえば塩ラーメンも名物だ。美味しいと噂のあじさいへ行くも、あまりにもさっぱりし過ぎていて俺の好みではなかった。
この日の宿は函館湯ノ川温泉のとある宿。この広さの部屋でバイキングが二食付いて3,980円と激安だ。ただし、朝夕共にここでは食べなかった。美味かろうがどこででも食べられるようなバイキングではなく、例え不味くても函館ならではのものを食べたい。それが旅というものだろう。
温泉に浸かった後は再び街に出る。目的は夜景だ。はやり函館に来たからには見ておきたい。函館山にはGWということもあり大勢の人がいたが、どうも聞こえてくる話し言葉からして日本人よりも中国人の方が多い感じだ。函館に限らず都会や全国の観光地で中国人と極めて頻繁に遭遇するようになった。一応は富裕層なのだろうが、そうは見えないどころか総じて品がない。
「どつく前」という表示が面白いが、要するに「函館ドック前」ということだ。画像の車両はたまたま乗ることができた一台限定の復刻車両。

18日
大阪では散って日も経つ満開の桜を再び目にする。一年で最も気持ちがいい季節が再び戻ったようで得をした気分になる。
函館の街を散策中、日本最古のコンクリート式電柱を発見。
続いて五稜郭へ。ここもぜひ行ってみたかった場所の一つだ。
大阪城公園と同じような位置付けのようで、無料開放された五稜郭の敷地内はこの時期市民の絶好の花見のスポットのようだ。
展望台より。やはりここに上がってこその五稜郭だろう。星形がはっきりとわかる。

17日
さていよいよ今旅うまいもんベスト1の登場である。函館にあるハンバーガーショップのラッキーピエロだ。「旅先では、旅先の名物こそ食うべし」というのが俺のポリシーであり、函館で美味しいハンバーガーを食べたところで一体それが何なのだ、ということになるが、ここは別だ。ラッキーピエロはチェーン展開されているのだが、その全てが函館にしかなく、地元の人からとても愛されている。それは巨人マクドナルドが出展するたびに撤退を余儀なくされ、現在マクドがない珍しい土地柄でもあるということからも証明される。これこそ正に函館名物もといご当地グルメだ。ちなみに左の店舗がハセガワストアで、ここの焼き鳥弁当も必食のご当地グルメとなる。
アメリカ60年代を思わせる店内。
とりあえず卵、チーズ入りのラッキーバーガー380円(だったと思う)を注文。見よ、このパンズに付いたゴマの具合。まさにこれこそがアメリカンバーガーだ。これが不味いわけがないと一口かぶれば感動的に美味しい。店名を書いて申し訳ないが佐世保バーガーのログキッチンなど話にならん。大きさの違いこそあれ値段も味もこちらの圧勝だ。このラッキーピエロのハンバーガーを一度食べたらもうマクドナルドのそれをハンバーガーとはとても呼ぶ気になれない。それくらいのインパクトだ。全国ハンバーガー同好会金賞受賞の看板に偽りなし。函館に行ったら必ず寄るべき店だ。是非また食べたいと思っている。ちなみに、この店の従業員は何故か全員おばさんだ。
アメリカンバーガーの感動を余韻に有名な坂道及びその近辺を散歩。この坂は各種CMや映画で有名な場所だ。
旧函館領事館にて。特別な催しがあったわけではなく、彼女たちが着ているのは貸衣装だ。

12日
続いて俺が函館で一番行きたかった場所、倉庫街でもない、坂道でもない、夜景でもない、土方歳三最期の地へと向かう。駅前から徒歩約20分。新しい花束も多く、参る人が絶えないようだ。俺が写真を撮っている時も観光客らしき女性が一人花を持ってやって来た。祭壇には例の写真の顔のアップが飾ってあるのだが、目の部分がやけに修正されてすっかり美青年風になってしまっているのはご愛敬。
真横には福祉会館。今公開中の映画ランボーで「無駄に生きるか、何かのために死ぬか、それはおまえが決めろ」という台詞があるが、土方は死をもってその生き様を永遠のものにした。反面、維新軍に投降した榎本は歴史上中途半端な位置にあり、今後大河ドラマなどの主役になることは決してないだろう。
函館の移動は路面電車が安くて便利だ。こうしてあちこち全国を旅してみると未だ現役の第一線で活躍している都市も意外に多い。
続いてベイエリアにある倉庫街へ。何より天気が良いので気持ちがいい。

11日
翌朝は特急スーパー北斗で函館へ向かう。佐藤水産の作りたておにぎりを食べてから列車に乗りたかったのだが、函館朝市の海鮮丼とイカ刺しに備えて空腹にすべくカット。アイヌ語がそのまま残る長万部(おしゃまんべ)の有名なカニちらし駅弁も泣く泣くカット。全国駅弁コンクール金賞のこれを食べなければ後悔しますよと言わんばかりの車内アナウンスが何度も繰り返されて心揺れたが、今思えば食べておくべきだった。
早速駅の真横にある朝市へ。今まで何度となくグルメや旅番組で目にした光景だ。
入ったのはきくよ食堂。店内には芸能人のサインがたくさんあった。
名物ともえ丼。イクラが一番美味しかった。感動までに至らなかったのはあくまで予想できる味の範疇だからだ。確か1,480円だったと思う。
有名な函館の朝イカ。刺身で食べたが、これも感動までには至らず普通に美味しかった。要するに流通が発達して大阪でも新鮮な海鮮が食べられる時代になったということだろうが、これで満足できないなら後は釣り船にでも乗り込んで釣りたてを食うしかないのかもしれない。

10日
この日もカプセルホテルを選んだ。俺は今まであちこちのカプセルホテルに泊まった経験があるが、ここは全国でもトップクラスの快適さだった。豪華スパ付きで一泊3,980円なり。
今旅二度目のだるまへ。ガス火でなく炭火というのが泣かせる。昔はどこもこうだったのだろう。今時はジンギスカン鍋ではなく普通の焼き肉用の鉄板で食べさせる店も増えたようだが、観光客としてそういう店は例え美味しくてもそそらない。
すすきのにあるラーメン横町。20軒程のラーメン屋が軒を連ねる。ラーメンミュージアム系以外でこういう場所は珍しいのではないだろうか。俺の知っている限り、あれをラーメン屋とするならば他では博多の屋台くらいだ。ちなみに、俺の今まで全ての旅で一番忘れがたい味は静岡おでん街にある「みなみ」という店のマグロのだしが効いたおでんだ。本当に美味しかった。
行列に釣られて並んでしまった味噌ラーメン専門店けやき。味噌一本で勝負しているようでかなり期待したのだが、一口スープを飲んでもう要らないと思ったのは決してジンギスカンで膨れた腹のせいだけではない。

9日
アザラシ館。
2時間ほど動物園を堪能して帰る頃にはこの行列。
動物園の後は一旦札幌に戻る。そのまま函館へ直行しても良かったが、この日は札幌泊とした。昼飯一発目は元祖味噌ラーメンの店「味の三平」。とてもラーメン屋があるように見えないビルの文房具フロアの一角にある。
ほっとする味。とても気さくな大将で、ラーメンを撮影していたら、「貸してごらん」と記念撮影してくれた。とても気さくな人だ。いろいろ話をしているとまかないの丼らしきものをサービスしてくれた思い出の店。
ラーメンと丼で腹が膨れていたが、本場のスープカレーをもう一杯食べてみたかったので、とある古株の店に入る。ピカンティーに比べれば今一つで、なるほどスープカレーにもいろいろあるようだ。例によってここも野菜が美味しい。「いっぴん」の豚丼ももう一度食べたかったが残してしまいそうだったので断念。

5日
ペンギン館の海中通路。
飛び込みそうでなかなか飛び込まない白くまのイワン君。ダイブ来るぞ!と思わせておいて何度も引き返すあたりなかなかの役者だ。
待つこと約5分で念願のダイブ。TVの映像でも見たことはあったが、やはり生は迫力が違う。足の裏がとても可愛らしかった。
レッサーパンダの空中散歩。

4日
旭川での晩飯はネットの情報によればジンギスカンの名店らしい大黒へ。
ここの肉は生のラムがメインで、食べてみれば全くクセがなく美味しい。ただし、あまりにクセがなさ過ぎて普通の牛の焼き肉を食べているようだ。たましか食べない観光客としてはジンギスカンらしさという点で物足りない。生ラム肉一皿600円、生野菜無料お代わり自由、生中は一杯400円だったと記憶している。札幌の名店だるま同様に安い。3皿食べて大満足。
続いてネオン街のど真ん中にあるラーメン店へ。ガイドブックに旨そうな文言があったので行ってみたのだが、全然美味しくなかった。今の時代、本の情報よりもネットからの直の情報の方が余程役に立つ。
翌朝起きてみれば予報通り今にも降り出しそうな曇り空。美瑛でのサイクリングを中止して、何かと話題の旭山動物園に向かう。旭川駅前から直通バスで40分弱だ。「全く普通の平日でも凄く混んでいた」との話を聞いてきたので、人が多ければ直ぐに引き上げるつもりだったが、GWにも関わらず拍子抜けするくらいにガラガラであった。要するに開園が9時で、俺が着いたのが9時30分頃だったわけだが、まさに早起きは三文の得だ。
混雑すれば一時間以上待たされる人気のペンギン館等もご覧の通りすんなりと入れた。旭山動物園に行く予定の人は、前夜旭川に泊まって翌朝一番に向かうべし。

3日
PC不調により更新できなかったが、今日からまた再開。
撮影に使われた場所なのだろう、途中「マイルドセブンの丘」やら「セブンンスターの木」やらがある。花が咲いていないので大地の色は薄いが、それでも奥行きのある平面的な見渡しは新鮮だ。富良野の花々がフラワーパーク的なのに対して、美瑛はじゃがいもやら畑の花々が咲き誇る。俺は美瑛の方が好きだな。写真で見るそれは圧倒的に美しいので、また今度良い時期に行きたい。
日本の駅100選にもなっているJR富良野線美瑛駅。約4時間のサイクリングを終えて再び駅前へ。レンタル料金は時間200円なので計800円なり。満足度を考えればかなり安い。明日もまたお世話になりますと言って店を後にした。あまりに楽しかったのでもう一つのパノラマロードのコースを巡ってみようと思ったのだ。この自由さこそが一人旅の醍醐味である。どこに行こうが何を食おうがどこで寝ようが全て俺の勝手気まま。はっきり言ってツアーで行った方が相当安いのだが、俺はご免こうむる。そもそもあのガイドの旗の後ろに付いて集団でぞろぞろ移動するのは、俺にとって羞恥プレイに等しい。
一旦旭川に戻り老舗旭川ラーメン蜂屋へ。これまたラード層があるこってり醤油ラーメンだ。美味しかった。

翌月の雑記へ