28日
高橋や田村や井上の金は凄い。
シンクロやソフトボールの銀も凄い。
競泳の銅もこれまた凄い。
しかし何よりも、審判の文句一つ言わずに「弱いから負けたんです」と言い切った篠原が一番凄い。
俺はどの笑顔よりも篠原選手の悔し涙をもって、今回のオリンピックの思い出としたい。
記録よりも記憶、まさにそんなオリンピックだ。
個人的な意見として、丸大ハムのメインキャラクターは以後篠原選手を起用し、アテネに向けて大いに盛り上げるべきだと思うのだが、いかがなものか?
もし起用してくれたら、以後朝食のハムステーキは丸大ハムのしか食わん。
そういえば、話題になった黒人水泳選手には既にかなりの数のスポンサーが名乗りを上げたらしい。
今後、二番煎じが続出しなければと思うが、あれを見た千葉すず選手の心中はいかばかりのものか。
14日
ワールドカップのチケット購入方法が発表になった。
3名まで可能の同伴者を明記し、入場の際にもIDをチェックされると書いており、なんだかややこしそうだが、とりあえず申し込む。
地元でワールドカップを観る機会など長い人生でもそうそうないので、しかとこの目で見届けておきたい。
しかし、凄まじい競争率なのだろう。
興味のない人も転売目的で買うだろうし、その手のプロは裁判の傍聴券のごとく人海戦術を使ってくるだろう。
日本戦には30万くらいのプレミアがつきそうだ。
何せ東京ドームの日本シリーズでもダフ屋にネット裏10万と言われたからな。
ワールドカップはこの比じゃないだろう。
正規の券じゃないと庶民派はとても観れない。
12日
もうすぐオリンピック。
お楽しみの種目は人それぞれだろうが、俺は中でも男子体操の床が好きだ。
オリンピックに出ている選手はみんなスポーツ万能だろうけど、男子床はそれが一番目に見えて感じられる。
男は単純だから、とりあえず宙返りできるというだけで「やるな、こいつ」と思ってしまうところがある。
普通の宙返りでさえなかなかできるものではないのに、体操の選手は空中で二度も三度もクルクル体を回らせる。
本当に同じ人間か!?
スロービデオで再生すると、その驚異的身体能力がよく分かる。
今回もちゃんと録画しなくてはな。
というわけで、俺のラックにはオリンピック床のビデオが結構たまっていたりする。
11日
shadow流牛丼の食べ方とは必ず一緒に卵を注文する。
卵を箸でかき混ぜてそれを牛丼にかけて食べるのが普通だが、shadow流は牛肉のみを別皿の卵にくぐらせて食べる。
言ってみればスキ焼きのようにして食べるわけだ。
ダラッと牛丼にかけて食べるよりも、卵のまろやかさと牛丼のツユの味それぞれを残しつつこうして食べる方がはるかに旨い。
最も、こういうことを書きつつ「牛丼くらい黙って食えよ!!」と、自分でも思うのだが、いざ店に入ると「どうせ金出して食べるのなら、おいしく食べたい」という思いが断ち切れない。
そんなこだわりをファッション方面でも活かせればよかったのだが、いかんせん服装には無頓着だ。」
といって、そんなにダサい格好をしているわけではないが。
7日
自分の書いた小説を公にするというのは、マスターベーションを見せるのと同じくらいに恥ずかしいものだ。
けれど、こうでもしない限り書き続けることができないのも知っている。
とにかく、書き始めたした以上は途中で投げ出さないようにゴールを目指したい。
書き終えたとき、なにがしかの勉強にはなっていると思うから。
6日
今夜も豪快な松井のサヨナラホームランで勝利。
俺も一応ジャイアンツファンだが、今の首位独走は嬉しくも何ともない。
今年のジャイアンツの優勝に限らず、何事も金にものを言わせて手に入れるというのは、喜びも所詮この程度ということだ。
そんな中にあって唯一「いいなあ」と思うのが、ホームランを打ったときに選手を迎える長嶋監督の笑顔だ。
なんだかんだ言われているが、あそこまで嬉しそうに選手を迎える監督も珍しい。
年はとっても、その華に衰えはないようだ。
スポーツ万能のプロ野球選手にあっても「華」まで兼ね備えている人となれば、その数はごく一握りになる。
あくまで個人的意見だが、今の現役選手の中で最も華を感じるのがタイガースの新庄選手。
しかし、来年新庄がジャイアンツに移籍したらもうシャレにならんな。
タイガースの負け試合、いつまでも悔しそうにベンチにたたずむ坪井選手が好きだ。
関西地区にはサンTVナイターというのがあって、スカパーなどに加入せずともタイガースのホームゲームを試合開始から終了まできっちり放送してくれる。
地元局でこんな放送をしてくれるチームは他にあるのか?
2日
ジャイアンツの長嶋監督には12球団で唯一「ホームラン」というサインがあるそうだ。
1日
最近ではひよこ釣りと言っても何のことだか分からないそうだ。
俺が子供の頃は、祭りでよく見たのに。
残酷だとは思っていたけれど、なくなってみればどこか懐かしい。
昔の夜店はシンプルで良かった。
最近はみなさん商売上手になったようでポケモンカードがあったり、TVゲームのソフトが並んだりと、その様子も随分と様変わりしている。
今年も何度か祭りに出かけたが、一昔前の祭りの代名詞とも言えるお面の店などはついぞ一つも見なかった。
綿菓子の店も見なかった。
その反面、食べ物のレパートリーは随分増えたようだが、別に祭りで凝ったものを食べたいとも思わないし、俺には焼きイカか焼きトウモロコシがあればそれでいい。
境内の片隅においてそれらを頬張りつつ缶ビールを飲む。
デザートは冷やしパインかリンゴ飴だ。
チョコバナナはちょっと邪道のような気がする...
ああ、今年もそんな季節が終わってはや九月。
もう秋か。
早いな。
翌月の雑記へ