SM 110.com パソコン版トップページへ


27日

実家に帰って何かと楽しみが増えたが(もちろん、減った楽しみもあるが)、そんな一つにBS放送が見られるようになったことがある。

CNNなど海外のニュースをぼけっと見ていても楽しいが、中でもお気に入りは映画劇場だ。

民法放送の映画、特に夜9時からの放送枠は大衆受けしそうな作品がほとんどだが、BSでは実にシブ好みの映画が多く流されている。

もちろん、吹き替えなしの字幕スーパーだ。

今週はレストランを舞台とした映画特集が組まれている。

月曜にオンエアされたのは「リストランテの夜」という作品で、二時間があっという間に過ぎた。

観た方はいるだろうか?

感動したのでちょっと内容を紹介しておこう。

舞台はアメリカ南部。

アメリカの青春時代と言われた60年代、イタリア系移民である二人の兄弟が経営する小じんまりとしたレストランの話だ。

頑固者の兄が作るイタリア料理は超一流品なのだが、店では閑古鳥が鳴いている。

客がその料理を理解できないのだ。

注文で兄は見事な三色リゾットを生米から炊き込んで作る。

しかし、テーブルに運ばれたそのリゾットを見て客は言う、

「俺が頼んだのはリゾットだ。散々待たせた挙句、何だこのおかしな料理は?」

一方、同じイタリア系移民の友人が経営するレストランは連日連夜の盛況ぶりで、広々とした店の前には高級車が連なり、エスコートされた女性たちが次々と店内に入って行く。

その店ではミートボールがゴロゴロ入ったケチャップ味のパスタがテーブルに運ばれている。

付け合わせはポテトフライであり、万事この調子だ。

頑固者の兄は言った、「ここの店はイタリア料理をぼうとくしている」と。

しかし、そんな理想とは裏腹に店の資金繰りは悪化する一方で、レストラン閉店の危機が訪れる。

ストーリーはそんな兄弟にラブロマンスもスパイスされて進行していくことになる。

ラストシーンも良かった。

最近の映画では珍しく、ラスト五分は台詞もなければ音楽もない、実にシンプルかつ印象的なものだった。

二日経った今でも心に残っている。

昨日の放送は「パリのレストラン」だったが、残念ながら観ることができなかった。

父親が機嫌よく阪神−広島戦を見ていたからだ。

阪神が勝てば同率首位という試合だったのでチャンネルを替えるのがはばかられた。

我が家でBSを見ることができるのは居間での一台しかないのだ。

試合終了後、途中からでもと思い一緒に観戦していたが、結局、今期最長試合ということでワンシーンも目にすることができなかった。

ちなみに今夜の題名は「シェフ・イン・ラヴ」と、何やら既に名作の予感さえ漂ってくるではないか。

幸い(?)今日は雨で試合が中止になったので心おきなく観ることができるだろう。

BSって家に名画座があるようでいいな。


25日

今日、ごきぶりホイホイに仕掛ける擬似餌がどこかにいったからと、代わりに中華味を振っている父親には一本取られた。


21日

マスコミでも騒がれているが、imodeが調子悪い。

俺はメールをもらう方が圧倒的に多いが、imodeというのは先方の送信時にこっちが受信されないとそのままセンター預りになってしまう。

そして、次に誰かが送ってきたメールと一緒に届く仕組みだ。

最近、同時に3,4通届くということが多々ある。

中には返事を出すには機を逸したというメールも少なくない。

それに先日、待ち合わせ場所に30分過ぎても友人が来ないので、「おまえ何してんねん!?」と怒りの電話を入れたら、「さっき遅れるってメールしたで」との返事。

出荷台数を半分にしようがセンターが増設されるまでは今の状況は変わらないわけで、DoCoMoには早いとこ何とかしてもらいたい。

高い通話料と基本料金料金払ってるのだから。

しかし、毎日2万人の加入とは尋常じゃないな。


19日

こないだ甲子園でT−G戦をやっていたと思ったら、また東京ドームで同一カードをやっている。

巨人と阪神のゲームは俺たち親子に幸せな時間を提供してくれることは先日書いた通りだが、こう続けてやられるとありがたみがないな。

これが終わると当分ないのだろうし。


17日

昨日、母の見舞いのついでに親戚が家に遊びに来た。

俺は元々予定が入っていたのだが、従兄弟も来るというのでキャンセルした。

その従兄弟は俺より6才下で以前は良く遊んだりしていたが、お互い大人になるにつれいつしか疎遠になっていたという、よくあるパターン。

会うのは5年振りくらいだ。

久々の対面。

もし、街ですれ違っても絶対に気付かない程に大人の、というか男の顔になっていた。

へえ、と感心しつつも一つ困ったことができた。

以前はその従兄弟を呼び捨てにしていたのだが、その成長振りを見るとちょっとそれはできなかった。

さりとて、クン付けではあまりに堅い。

俺たちは一緒に川に潜り、泥にまみれて遊んだ仲なのだ。

これは向こうも同じようで、以前は俺のことを○○にい(兄)と呼んでいたのだが、その言葉はもう聞けなかった。

結局、お互い主語なしの、どこか他人行儀な会話になってしまった。

ちなみに「俺の顔は変わったか?」と聞いてみたところ、「あまり変わってない」という返事が返ってきた。

これは人間的にちっとも成長していないということか...


16日

昨日、残念ながら雨で花見が中止になってしまったので、午後から一人で日本橋に出かけた。

大阪府下で5月からNTTの定額料金制が始まるので、それに伴いアナログ回線からISDN回線への工事申し込みを行ったのだ。

これで、夢の常時接続が出来る。

映画のワンシーンのように、メールが来ると「You‘ve got a mail」となるわけだ。

けど、喜んでばかりもいられない。

東京では光ファイバーケーブルによる月1万円の定額サービスがスタートする。

これを導入すれば動画まですいすい表示されるだろう。

しかし、何でいつも新しいことは東京限定なのか?

別に東京の方々に喧嘩を売るつもりはないが、生粋の関西人としては一末の腹立たしさと羨ましさを感じずにはいられない。

でも、よくよく考えたらISDN定額制の導入もされていない地域の方が多いわけで、あまり言うと怒られるか。

サイトリニューアルに伴い、ソフマップで「Fire Works」と「Dream Weaver」のセットもついでに購入した。

俺のサイトはデザイン犠牲・通信速度優先・シンプルイズザベストで作っているが、ネットでケーブルが普及してくるとJIFを貼りまくってもすいすい表示されるので、ちょっと凝ったサイトを作ろうと思っている。

早ければGW後にJavaとJIFを使いまくったプロトサイトを立ち上げられると思うのだが、これはあくまで未定。

そのための強力助っ人が「Fire Works」だ。

その機能に比して値段が圧倒的に安いので迷わず買った。

最新のデジカメ及びデジタル・ビデオカメラも見に行った。

カメラのキタムラにてビクターの最新デジタルビデオカメラGR−DVA10を消費税、ソフトケース、テープ、ビクターファミリーキャンプセット込み12万円でいいと言われたのでつい衝動買いしそうになったが、5年間保証が無かったのが気になって結局買わなかった。

関西圏にお住まいでビクターのGR−DVA10を買う予定の皆さん、ナンバCITY南館カメラのキタムラに行けばかなり安く買える。

値札は14,8000円で付属なしあが、交渉すれば上記にまでマケてくれる。

他機種もいろいろ調べたのだが、最近のビデオは魅力いっぱいだ。

静止画がパソコンに取り込めるので、これならばデジカメは要らないようにも思うが、画質の方はどうなのか?

静止画はソニーのDCR−TRV20が一番美しいそうだが、一度どんなものかこの目で見てみたい。

良ければローンで買ってもいいな。

今買えばGWに大活躍するし。

けど、一番驚いた機能が「ナイトショット」というやつ。

この機能が搭載されていれば、なんと真っ暗闇でも被写体の撮影が可能なようだ。

画面は白黒になるようだが、それを考慮しても魅力的な機能と言える。

男なら知っていると思うが、これは要するに特殊部隊のアイテムである「ナイトスコープ」と何ら変わらない。

それを考えると、こんなものを堂々市販していいのか?と思ってしまう。

しかもズームは200倍で録画まで出来る。

おそらくはプレステ2などと同様、個人輸出禁止品目ではなかろうか。

想像力がたくましければ実にムフフな商品であるが、今後は夜の天王寺公園などでハイテク覗きが横行するのではなかろうか?

夜のちょっとしたドライブに持って行っても面白そうだし、今まで撮影不可だった暗い場所での野外調教も簡単に撮影できてしまう。

夜間の放置プレイにおいても100m先の女性の痴態でさえ鑑賞及び撮影が可能だ。

これで近所の室内を覗く輩も続出するだろう。

何とも恐ろしくもあり、素晴らしくもある製品だ。

ただし、昼間にナイトショットを 使うと故障するそうで笑える。

でも欲しい....


13日

最近実家に戻ったので、話をしながら食事する愉しみをしみじみと味わっているが、かといって親子でべらべら喋るわけでもなく、そういう時、TVがちょっとした間を埋めてくれる。

この時期、チャンネルは野球中継に合わせる。

俺はジャイアンツファン、親父はタイガースファン。

お互いにひいきチームのゲームを観たいものだが、俺は「タイガースでいいよ」と言い、親父は「ジャイアンツ観ろよ」と言う。

結果、ゲームの節々でチャンネルをせわしく替えたりして落ち着かない。

しかし、そんな俺たち親子ものんびりとナイター中継を観戦できる日がある。

そう、要するにジャイアンツとタイガースが試合をしていれば何の問題もないわけだ。

この三日間は甲子園でT−G戦があった。

何だか、早く家に帰らないともったいないような気がした。

そして今日、お互い相変わらずぼそぼそと喋りながら、たまに盛り上がったりして、CMになってもリモコンでチャンネルを替えることなもく、のんびりとした夕食の時間を過ごした。

ちなみに今夜のメニューは、俺が作ったクリームシチューだ。

とろけるチーズをたっぷり入れたので、コクがあり旨かった。

カロリーは...そんなもん知らん。

ゲームの方はタ イガースがリードしていたこともあり、いつもは缶ビール一本しか呑まない親父も機嫌がいいのか、水割りを何杯も作っては顔を赤らめた。

そんな親父につられて、俺もクルミとカシューナッツをポリポりやりながら結構な量を呑んでしまった。

今日はそれなりにいいゲームだったね。

と言うか、昨日がひど過ぎた。

今、かなりふわふわしていたりする。

さて寝るか、あるいはメールを書くか。

コラムやら小説も書きたいが、これじゃ無理だな...


12日

今日、阪急京都線で河原町まで行く途中、西京極を過ぎた辺りで見事な桜並木が車内から見えた。

大阪と京都というのはあまり距離は離れていないのだが、緑の新芽が目立ち始めた大阪の桜とは対象的に、まだまだ京都の桜は一面うすピンクの花びらでとても美しかった。

これは週末京都に行かない手はないな。

そう思うと、早速携帯を鳴らして予定をつけた。

さて、どこでやろうか。

丸山公園で坂本龍馬と中岡慎太郎の像を見ながら花見できれば最高なのだが、あそこは通り道だしな。

嵐山もいいな。

まあ、天気が良ければどこでもいい。


11日

凄いな、デカプリオ、というかハリウッドスターは。

何であんなにころころ太ったり痩せたりできるのか。

目にするたびに顔の輪郭が変化している。

あのクラスになると、きっと体調管理専門の一流アドバイザーがついているのだろう。

今回の来日においても食事は全て管理されているそうだ。

気の毒に。

でも日本食はヘルシーだから結構食べてるかも。

昨夜、ジョイポリスを借り切って遊んだと聞いた。

そこのスタッフはラッキーだったな。

彼らのような人種に、安くて旨い店を見つけた時のしみじみとした幸せというものが理解できるのだろうか?

小遣いの分配先をあれこれ悩んでいるときの幸せが理解できるのだろうか?

まあ、これは負け惜しみか。


10日

晴れるにこしたことはないけれど、雨なら雨の楽しみ方というのもあって別段苦にはならない。

しかしながら、この時期の雨ほど憎らしいものはない。

家のすぐ側に一本の桜があるが、雨粒に震えるピンク色の花びらはあまりに痛々しい。

天気予報によると近畿地方は今夜大雨だと言う。

まさに無情の雨だ。

散るにはあまりに早過ぎる。

こんなことなら土日の休みにもっと眺めてやれば良かった。

今がちょうど満開のこの桜も、明日の朝には緑が目立っているだろう。

今年はいいかげんな花見しかしてないので、この雨がとても悔やまれる。

昨夜、梅田センタービルの広場へ酔いを冷ましに行ったら見事な桜が咲いていた。

街灯の明かりに照らされてぼんやりと浮かび上がるそれはとても幻想的で綺麗だった。

街ではたくさんの花を目にすることができるというのに、どうして俺たちはこの桜の花にここまで心を動かされるのだろうか?

たった一雨を憎まなければならない程に繊細で、決して派手とは言えないうすピンクの花びらが織り成す魅力は、どことなく可憐なM女性にも似ている。


6日

週末に調教師仲間と飲みに行くのだが、彼には「つぼ八」に誘おうと思ってる。

実は俺、一度も「つぼ八」に行ったことがない。

馴染みの店で飲むのも素敵だが、初めての店で「何を頼もうかな...」などとあれこれ悩むのも楽しい。

この年になると友人からスナックとか、時としてラウンジなどに誘われることがあるが、あれは嫌でたまらない。

俺をそういう店に誘うと説教されるのを知っているので、お誘いもめっきり減ったけれど、友人4,5人と飲んでいて「ちょっとオネエチャンと一緒に飲もうか!?」などとなると、俺一人の我を通すわけにもいかず、不承不承後を付いていくはめになる。

考えは人それぞれだろうが、あれほどばからしい金の使い道もないな。

愛想笑いの女と飲んで何が楽しいというのだ?

そんな金があるのなら、イイダコの煮付けでも食べながら一人カウンターでちびちびやる方が100倍いい。

何でイイダコかって?

先週ふらっと入った店のイイダコが最高に上手かったから。

とまあ、典型的な色気より食い気ということだな。

先日、東京からわざわざ来てくれた素敵なM女と寿司屋のカウンターで飲んだのだが、あれはしみじみ楽しかったなあ...

3日

皆さん、ご存知だろうか?

今、ターミナル駅などに貼りだされているラングラージーンズのポスター。

あれは誰がどう見てもSMだが、それもかなりマニアック、一体何を訴えたいのか?

それとも、春の新作なのか。

あんなのが流行ったら不気味だろうな。

顔面拘束が好きな方にはたまらんだろうが...


1日

4月、4月、4月...早いな。

何でもう4月なんだろう。

3月の間違いではないのか!?

でもやっぱり4月なのだな。

まあ、毎日自分なりに精一杯頑張ったからいいか。

サイトの更新にしてもこれだけやれば、星の数ほどあるwebサイトの中からわざわざ見に来てくれた方にも失礼は無かったんじゃないかと自分では思っている。

このサイトを振り返るとやっぱり三ヶ月あったんだなあということが、しみじみ感じられる。

あと三ヶ月後にはどうなっているだろうか?

自分で自分が楽しみだ。


プロ野球が開幕したな。

俺はジャイアンツファンなのだが、昨日の開幕戦は残念な結果になってしまった。

解説者は敗因についていろいろ語っているが、思うに中居クンの「君が代」が敗因ではなかったか....。

あれで何かケチがついたような気がする。

どうして中居クンが「君が代」なのか?

お世辞にも歌が上手いとも言えないし。

大のジャイアンツファンだから?

中居クンが歌うくらいなら、黒鉄ヒロシの方がシャレが効いてていい。

もし黒鉄ヒロシが歌ってたら10対0で勝ってたような気がするのだが。

別に中居クンが嫌いとかそういうことではないけれど、開幕戦で広島相手に上原が投げて負けたんじゃ、やっぱり戦犯が必要になる。

と、怒ってみたわけだが、俺がまともにジャイアンツ戦を観るのは開幕戦だけなので偉そうに言えた義理ではない。

プレイボール前の、「さあ、今年も始まるぞ!!」という雰囲気が好きだ。

阪神の星野メッタ打ちだったな。

ちょっと意外だった。

昔、グリーンスタジアムのオリックス戦をネット裏で観戦していたら、一塁側からは「星の王子さま〜!!」、三塁側からは「バルタ ン星人〜!!」と言われていたのが印象的な選手だ。


翌月の雑記へ